ヴェルニゲローデの山の上から街を見下ろしているヴェルニゲローデ城。

その美しさから「第二のノイシュヴァンシュタイン」や「ラプンツェルが過ごした城」などと言われています。

山の上にひっそりと建つその姿は、まさにメルヘンの世界に登場する城そのものです。12世紀に要塞として建築され、その後は城主が変わるごとに改築や拡張を繰り返してきました。城の中も見学でき、50ほどある部屋にはそれぞれ絵画や家具、工芸品などが展示されています。

ヴェルニゲローデ城までのアクセスは、街の中を巡回しているミニSLを利用するのが便利です。ミニSLは城の門まで行ってくれるので、そこから少し登ると城の入り口にたどり着きます。

城の前には庭が広がっており、そこからはヴェルニゲローデの街を見下ろすことが出来ます。街の中で見る木組みの家も可愛いですが、上から見下ろすオレンジ色の屋根も素敵ですね。

城の中に入って中庭を抜けると、教会にたどり着きます。柱や天井の装飾が美しいこの教会の中では結婚式もできるそうです。こんなロマンティックなお城の教会で結婚式だなんて、主役の2人はもちろん参加者にとっても一生忘れられない思い出になりそうですね。

更に進んで行くと、様々な部屋が現れます。ピアノがあちこちにあるという事は、城主たちも芸術に親しんでいたのでしょうね。それぞれの部屋で趣が異なるのも面白いです。

こちらは「王の部屋」と呼ばれている部屋です。1868年にプロイセンのヴィルヘルム一世が初めてのゲストとしてこの部屋に滞在して以来、「王の部屋」と名付けられました。その後も数多くの王がこの部屋に滞在しました。王たちにとって、この部屋はとても居心地が良かったのだと伝えられています。

城の中は暗い部屋が多い一方、ひときわ明るくて目立つ部屋があります。数々の磁器による芸術作品が展示されているこの部屋は、19世紀には朝食の為の部屋として使われていたそうです。

東洋から伝わってきたと思われる磁器の数々。ドイツのマイセンで初めて1709年に磁器の製作が成功するまで、ヨーロッパにおいて磁器製品は憧れでした。

そして城の中で一番見ごたえのあるのが祝宴の間です。大きなシャンデリアや壁の絵画など全てが豪華です。

終盤では騎士の鎧が登場します。いまにも動き出しそうな迫力のある鎧は、戦いで身を守る他に、装着している人の高貴さを外へ示すという役割もありました。

城にはカフェも併設されており、疲れたらそこで一休みすることもできます。天気の良い日には雰囲気の良い中庭にもテーブルが出るのでおすすめです。

メルヘンチックなお城で一時タイムスリップしたような気分を味わってみてはいかがでしょうか?

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