5日、韓国メディアは中国の万里の長城が朝鮮半島にまで延びている「歪曲世界地図」を米ロサンゼルスの美術館が展示していると伝え、韓国のネットユーザーがさまざまな意見を寄せている。写真は万里の長城。

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2016年9月5日、韓国メディアは中国の万里の長城が朝鮮半島にまで延びている「歪曲(わいきょく)世界地図」を米ロサンゼルスの美術館が展示していると伝え、韓国のネットユーザーがさまざまな意見を寄せている。

問題の世界地図が展示されているのは、ゲッティ美術館が開催している「敦煌洞窟:中国シルクロードの仏教美術」という特別展。万里の長城が朝鮮半島にまで延びているほか、日本と韓国の間にある海が「日本海」の名称で記載されているという(韓国では「東海」と呼称)。

ゲッティ美術館は年間130万人が訪れる地域の名所の1つだが、この特別展は中国の敦煌研究院が同美術館と共同主催し、多くの中国企業や財団が後援していることから、「中国が東北工程(プロジェクト)の一環として地図を作製してきたのではないか」との見方がある。

中国のシンクタンク・中国社会科学院は東北工程を通じて高句麗の歴史を中国史の一部に組み込もうとしており、2012年には、「4年半にわたる調査の結果、万里の長城は2万1196キロ余りで、朝鮮半島の平安周辺にまで延びていた」とする専門書も出版している。

この報道に、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

「政治家たちはこのニュースを見てどう思うんだろうな」
「われわれ韓国の政治家たちが心配しているのは、自分たちの保身だけだよ」
「南北が統一されたら、朝鮮半島は完全にわれわれのものになる。中国が反対するわけだ」

「中国は日本を敵視し、韓国を主権国家として認めていない。いつ衛星国にしようと侵略してくるかわかったものではない」
「日本もひどいが、中国はさらに危険。領土は広く、発言権も増している。侵略の野心という点では、歴史的にも中国は日本にひけをとらない」
「外交上の大きな問題だ。しかも現政権はことのほか親日的で、国民感情をまったく顧みない」(翻訳・編集/岡田)