『短期間で「完全集中」するメソッド』(佐々木正悟/大和書房)

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 面倒なことをつい「後まわし」にしていることはないだろうか? 「やりかけの英語の勉強」「クレームメールへの返信」「目上の人への手紙の返事」「資料作成などのパソコン作業」「久しぶりの大掃除」などなど…。つい後まわしにしがちなことを、一気にやってのける方法を教えてくれる『短期間で「完全集中」するメソッド』が2016年8月21日(日)に発売された。

 その方法とは、「時間を忘れるほど没頭してしまうこと」。とは言え、誰もが知っているように、そう簡単に上手くはいかない。「静かすぎて、かえって落ち着かない…」「まずは音楽を聴いてやる気を高めよう…」といったように、集中できないことが多いだろう。しかし、それは他人ではなく自分自身、つまり「自分の声」で集中を乱しているという証。つまり、実はみんな集中しようと思っていても、「集中したくない〜」と無意識のうちに信号を送っているのだ。

 「完全集中」するために、まずはこうした習慣を断ち切る必要がある。同書では、心理学や脳科学の研究を元に、また、時に著者自身が実験台となり「集中力をコントロールできる方法」を紹介している。

 まず第0章では、頭の中に巣食っている思い込みを解いていく。著者がアメリカに留学し、実験心理学で得た知識をもとに、どんな人でもその気になればわずか1分で極端な集中状態に入ることができる方法も記載されている。

 また、第1章からは「たった1分」で自分を変えられる簡単な集中法を紹介。しかし、それでもずっと没頭しつづけるにはたくさんの問題が生まれる。そこで、第2章以降の「書く」「消す」「休む」というノウハウを試すことが大事。より効果が得られ、集中状態にもっていける。「気になるけど読むのは後でいいや」と「後まわし」「先延ばし」にせず、まずは試しに挑戦してみてはいかがだろう?

※掲載内容は変更になる場合があります。