中国メディアの新浪はこのほど、中国のエンターテイメント界において近年、日本の影響を強く感じさせる演出が相次いでおり、中国のネット上でも「日本すぎる」といった批判の声が上がっていることを紹介した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディアの新浪はこのほど、中国のエンターテイメント界において近年、日本の影響を強く感じさせる演出が相次いでおり、中国のネット上でも「日本すぎる」といった批判の声が上がっていることを紹介した。

 記事は、中国で撮影中のある映画のポスターがこのほど公開されると、主演女優の背後に桜の木と日本の城のような建物が映っていたとして、中国のネット上で「日本っぽい」として話題になったことを紹介した。

 確かにポスターを見る限り、明らかに日本の城のような建物が写っており、桜のような植物との組み合わせから日本を連想する中国人がいてもまったく不思議ではない。時代背景が違うどころか、国が違うと批判されてもおかしくない演出だ。

 さらに記事は、同映画のみならず、近年の中国エンターテイメント界では、主演女優が日本の十二単衣(じゅうにひとえ)のような服を着用するなど、「日本すぎる」演出が相次いでいることを指摘。

 さらに「日本すぎる」という言葉が中国でしばしば聞かれる用になった背景には、日本のアニメや映画に接する中国人が増え、日本文化を好む中国人が増えていることも要因の1つだと指摘し、「日本文化が中国に入ってきたからこそ、中国人は何が日本文化なのか、見極められるようになっている」と論じた。

 一方、中国のドラマや映画で「日本すぎる」演出が増えている背景には、日本が中国の文化をより良く継承する一方で、中国で古代中国の文化が失われてしまっていることがあると指摘。和服は確かに、唐の時代の衣装の影響を受けていると言われるが、唐の時代の服装を再現するために和服を参考とした結果、中国の映画やドラマなのに、和服にそっくりな衣装を着用するという結果になってしまったのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)