気分優れず自殺考えた=全台湾で52万人  2015年の自殺者3700人

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(台北 4日 中央社)今月10日の世界自殺予防デーを前に、全国自殺予防センターは4日、台北市内で関連のシンポジウムを開催した。同センターによると、全台湾では122万8000人が気持ちの面で悩みを抱え、そのうち52万人が自殺を考えたことがあるという。専門ダイヤルなど相談窓口を利用してほしいと訴えている。

林奏延・衛生福利部長(衛生相)によると、昨年台湾で自殺により死亡した人は前年比133人増の3675人。世界的な不景気や人間関係、高齢化などに悲観して命を絶つ人が多かったと推測される。

同センターの関係者は、自殺を考えた人のうち、医療機関などに助けを求めた人は欧米の5割を下回る3割と指摘。うつ病など精神障害が持つマイナスイメージが悩みを抱える人の精神科受診を妨げているとし、改善の必要性を語った。

(張茗喧/編集:齊藤啓介)