大阪プロ・アマ交流戦、真夏のトーナメント2016観戦リポート

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 今回で2回目の開催となった大阪プロ・アマ交流戦。8月22日から24日まで、高槻市萩谷総合公園野球場や豊中ローズ球場などで試合が行われた。大阪府の野球チームナンバーワンを決める大会。その決勝戦を観戦した。

■大阪プロ・アマ交流戦とは

 大阪プロ・アマ交流戦は、大阪府を本拠地とするオリックスのファームと、大阪府の社会人、大学でトーナメントを戦うというもの。昨年に初開催され、6チームで争われた結果、決勝戦でオリックスを破った日本生命が優勝した。

 今回は昨年より2チーム増の以下8チームが参加した。

オリックス・バファローズ(ファーム)
NTT西日本
大阪ガス
日本生命
パナソニック
関西大
大阪商業大
大阪産業大

 社会人チームはいずれも今年の都市対抗野球に出場。大阪商業大、大阪産業大は春季リーグで2位、関西大は3位だった。

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■3位決定戦は大学対社会人

 8月24日の最終日は、豊中ローズ球場での3位決定戦と決勝戦の2試合。まず、3位決定戦では大阪商業大と日本生命が対戦した。

 試合は、大阪商業大が3対1とリード。しかし、日本生命が5回に同点に追いつき、続く6回に逆転。日本生命が4対3で勝利し、3位の座を死守した。

■決勝はプロ対社会人

 決勝戦はオリックスとパナソニックの対戦。オリックスはここまで、NTT西日本と大阪商業大に勝利、パナソニックは関西大と日本生命を破っての決勝進出となった。

 先発投手は、オリックスがシーズン途中加入のミッシュ、パナソニックが都市対抗でも先発した藤井聖太。

 パナソニックは2回、先頭打者の井上貴晴がミッシュの初球をとらえ、右翼へホームランを放ち先制。5回に阪神からパナソニック入りした阪口哲也のタイムリー、6回には柳田一喜の犠飛で追加点。その後8回に1点、9回に2点を挙げた。

 一方、オリックスは藤井の前に3回までパーフェクトに抑えられる。4回に駿太がチーム初安打を放つものの、併殺打でチャンスをつぶす。6回には吉田雄人と縞田拓弥の連打で無死一、二塁のチャンスを作るも、またしても併殺により得点できず。

 その後もオリックスはチャンスらしいチャンスを作れず、6対0でパナソニックが勝利。今大会の優勝を飾った。オリックスは2年連続の準優勝。

■プロ・アマの楽しみ方

 この大会は、夏の高校野球が終わり、大学野球の秋季リーグが始まる前、社会人の日本選手権予選の始まる前という、ちょっとしたすき間の期間に開催される。

 そして大学、社会人、プロの3つのカテゴリーの野球を同時に、かつ無料で観戦することができる。まさに『野球太郎』読者にうってつけの大会なのだ。

 プロの将来の1軍選手を見るもよし。アマチュアのドラフトの隠し玉を見つけるもよし。アマチュアの選手がプロと対戦してどの程度通用するのかを確かめるのもよし。もちろん、純粋に野球観戦を楽しむのもよし。

 今後もこの大会が続き、我々を楽しませてくれることを切に願う。

矢上豊(やがみ・ゆたか)大阪在住の山本昌世代。初めてのプロ野球観戦は、今はなき大阪球場での南海対阪急戦と、生粋の関西パ・リーグ党。以来、阪急、オリックス一筋の熱狂的ファン。プロ野球のみならず、関西の大学、社会人などのアマチュア野球も年間を通じて観戦中。【関連記事】