2日、鳳凰網は、日本で新学期に自殺する子どもが増えていると報じた。写真は東京の街。

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2016年9月2日、鳳凰網は、日本で新学期に自殺する子どもが増えていると報じた。

記事は日本のデータを用いて、「全体としては自殺者は減っているものの、中高生では逆に増えており、昨年は中学生の自殺者が100人を超えた」と報じた。18歳以下の子どもで特に自殺が多いのが、新学期が始まる9月1日だという。また、自殺の原因として多いのが、いじめや勉強のストレスなどだそうだ。

記事は、「日本人は極端な集団主義で、個人の考えは集団の意識に抑えられる傾向がある」とし、「日本社会は異質なものに対して寛容ではなく、他人と少し違っただけでもさまざまなレッテルを貼られ、抑圧される」と指摘。ほかにも、上下関係が厳しいことや、成績至上主義であることも、若者にストレスを与えているとしている。

一方で、「中国でも同様の問題が生じている」とも指摘する。中国ではスマートフォンの普及とともに、いじめの様子を撮影した写真や動画がネット上に出回ることが増えた。無視や言葉によるいじめよりも、中国ではより直接的な暴力によるいじめが多い印象だ。相手を全裸にしたり、ひざまずかせたりして繰り返し暴行を加えるなど、その壮絶な中身が物議を醸してきた。

記事は、こうした実情について、「学校は校内暴力などへの予防策が十分ではなく、ひとたび事件が明るみに出てマイナスイメージが付くと判断すると、問題の生徒を安易に退学させるなどして、社会に矛盾を押し付ける。家庭でも、親の子どもへの関心が不足しているため、変化の予兆を感じ取ることができず、事が起きてから学校側を批判するだけである」としている。

これについて、中国のネットユーザーからは、「日本は強者に従い、弱者をいじめる国。表面的には礼儀正しくても、2面性がある。日本の会社では、新入社員いじめが日常茶飯事だよ」「去年日本に行った。街はすごく発達していたんだけど、どことなくうつうつとした雰囲気だったな」といった声や、「中国も日本と同じような状況があるが、メディアではあまり報じられない」「校内暴力については、中国の方がより深刻だと思う」「暴力によるいじめは本当に怖い。私も中学の時に自殺を考えたことがある」といった声が寄せられている。

記事は最後に、「日本も中国も、子どもを健やかに成長させるための環境づくりが大きな課題になっている」とまとめている。(翻訳・編集/北田)