ほとんどすべての日本人は身長や基礎体力の測定をした経験があるだろう。日本人にとってこうした統計データはあまり大きな意味を持たないものかもしれないが、中国の一部の人には脅威を感じさせるものとなっているようだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 ほとんどすべての日本人は身長や基礎体力の測定をした経験があるだろう。日本人にとってこうした統計データはあまり大きな意味を持たないものかもしれないが、中国の一部の人には脅威を感じさせるものとなっているようだ。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、日本人と中国人の平均身長および基礎体力に関する統計データを比較しつつ紹介し、「日本人は決して背の低い民族ではなく、しかも基礎体力は中国人に勝っている」と説明、同時に読者に「危機意識」を持つように呼びかけている。

 記事は、日本人の20歳以上の成年男子の平均身長は、多くの年代において中国人の同年齢の成年男子より高いことを説明、さらに基礎体力の握力部門では「日本人の成年男子と成年女子の各年代の成績はすべて中国人を上回ったと指摘した。また、20歳未満を対象とした統計データにおいても、平均身長こそ中国人が日本人よりわずかに高かったが、基礎体力の測定項目である50メートル走、立ち幅跳び、握力のすべてにおいて日本人の成績は中国人を上回っており、「中国の青少年の基礎体力は日本の学生より大きく劣っている」と指摘した。

 記事は同データに非常に強い危機感を抱いているようだが、それは一体なぜだろう。その理由として「日本人は身体が小さかったときに中国を侵略した。現在も日本人は自分たちを強化している」と説明し、「日本人が再び中国を侵略するとは思わないが、絶えず自分を向上させてようやく侵略されずに済むというものだ」と主張し、他者に劣ることは脅威につながりかねないとの見方を示した。

 中国人は何かにつけて比較をしたがる習慣があるようだ。こうした比較する習慣は、ときに自尊心の弱さから生じていることがある。自分に自信がないため他者との差に敏感になり、もし自分が上回っているなら安心感を抱けるが、もし下回っていれば消極的な感情に悩まされる。記事が感じている「危機意識」も、もしかしたらこうした点が原因となって生じているのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)