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小6の息子のタブレットにアダルト動画の検索履歴があり、ショックを受けたという女性が、子育て情報サイト「ママスタ」のBBSに相談を投稿しました(実際に寄せられた投稿はこちら→http://mamastar.jp/bbs/comment.do?topicId=2563911)。

投稿者によると、タブレットは息子が自分で購入したものとのこと。あらかじめ「抜き打ちでチェックする」と言ってあったため、ある日履歴をチェックをしたところ、「アダルト動画の検索履歴」が沢山出てきたそうです。

今回の出来事は、投稿者による抜き打ちチェックで発覚しましたが、そもそも、子どものタブレットを勝手にチェックすることは、法的に問題ないのでしょうか。また、どのような対応をするべきなのでしょうか。家族の法律問題に詳しい浮田美穂弁護士に聞きました。

 ●「検索履歴をチェックすることは法的に問題ない」

子どもが携帯電話やタブレット、パソコンでインターネットを利用することが増えています。インターネット上には、子どもの成長にとって好ましくない情報も多く載せられていますので、そのような情報に触れさせないようにするのは親の監護義務でもあります。

平成20年に「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」が制定されています。

その法律では、18歳に満たない者を「青少年」とし、青少年の保護者は、「インターネットにおいて青少年有害情報が多く流通していることを認識し」、教育方針やその青少年の発達段階に応じて、「インターネットの利用の状況を適切に把握するとともに、青少年有害情報フィルタリングソフトウェアの利用その他の方法によりインターネットの利用を適切に管理し、及びその青少年のインターネットを適切に活用する能力の習得の促進に努めるものとする」とあります。

青少年有害情報の中には、わいせつ動画も含まれます。

息子さんの年齢を考えると、まだまだ未成熟な段階ですから、インターネットの利用状況を適切に把握するために、検索履歴をチェックすることは法的には問題はありません。むしろ、利用状況の把握に努めるべきだと思います。

また、検索履歴のチェック以前に、フィルタリングの利用によりわいせつ動画にアクセスできないようにしておくことが大事でしょう。携帯電話事業者のフィルタリングサービスもありますし、タブレットを使用する場合のフィルタリングサービスもありますので、お子様が適切にインターネットを利用できる環境を整えてあげて下さい。



【取材協力弁護士】
浮田 美穂(うきた・みほ)弁護士
2002年、弁護士登録。2010年度金沢弁護士会副会長。2011年から、石川県子ども政策審議会児童福祉部会委員。著書に 「ママ弁護士の子どもを守る相談室」(2013年、一万年堂出版)。
事務所名:弁護士法人兼六法律事務所
事務所URL:http://kenroku.net/