専業主婦世帯数を共働き世帯数が上回るようになり、2015年時点では専業主婦世帯687万世帯に対して共働き世帯1114万世帯となっている(出展:厚生労働省「厚生労働白書」、内閣府「男女共同参画白書」いずれも平成26年度版)。しかし、共働きが増えているのに、夫婦の家事負担は今も女性の方が大きい家庭がほとんどのような印象はないだろうか。そのためか、近ごろでは「共働きで稼ぎは同じくらいなのに、家事負担は私の方が大きい」という女性の不満の声を取り上げる記事なども見かける。

では、実際のところ、夫婦間の収入や家事分担の現状はどのようになっているのだろうか。婚活支援サービスを展開するパートナーエージェントは、「夫婦の家事分担」に関するアンケート調査を実施した。

幸福度が高い家庭ほど、男性が仕事、女性が家事を頑張る傾向が強まる

Q.あなたの家では、夫と妻、どちらが家事をがんばっている?

やはり、男性も女性も「妻の方が、(やや)がんばっている」と考える人が多い。男性では71.0%、女性では69.0%が、「家事を主に担当するのは女性だ」と答えている。

「夫婦の家事分担」に関するアンケート調査

 

Q.あなたの家庭では、夫と妻どちらの方が収入が多く家計に貢献している?

先の設問では家事の負担について調べたが、稼ぎが多く家計に貢献しているのは男性と女性のどちらであろうか。数字ではっきりわかることもあってか、こちらは男性も女性も、「夫の方が、(やや)収入が多い」という回答に。男性では89.0%、女性では86.0%が、家計を主に支えているのは夫の稼ぎだと考えていることがわかった。

「夫婦の家事分担」に関するアンケート調査

Q.あなたの家庭の幸福さや円満さを10点満点で採点するとすれば、何点?

続いて、回答者に「夫婦の幸福さや円満さ」を10点満点で評価してもらい、その結果を先ほどの結果とクロス集計した。まずは「夫婦の幸福さや円満さ」については、全体の平均点は7.00点。男性の平均点が7.07点に対して、女性の平均点は6.92点。男性の方が若干、「幸福だ」と感じているようである。

「夫婦の家事分担」に関するアンケート調査

幸福度を調査した結果を、先ほどの質問とクロス集計してみたところ、幸福度が9〜10点と高いグループでは男性の方が収入が多く、女性の方が家事をがんばる傾向が、若干強まるようだ。ただ、家事ごとの分担・大変さについて詳しく調べてみたところ、幸福度9〜10点のグループでは、「男性の方が収入が多く、女性の方が家事をがんばる」だけではないことがわかってきた。

「夫婦の家事分担」に関するアンケート調査

「夫婦の家事分担」に関するアンケート調査

【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査対象:30〜49歳で既婚の男性100名、女性100名
集計期間:2016年8月2日〜8月4日

文/編集部