■連載/オンナは男のココが気になる!

「運動してるし、俺は大丈夫。」ビール&唐揚げ好きな隠れ肥満男性へ。

某パーソナルトレーニングジムのCMの影響か、トレーニングや運動で健康的に身体作りをする男性が増えてきました。まず、とてもいいことですね!無理な食事制限や、偏った「XXX食ダイエット」は身体に負担をかけますし、老け見え肌にもつながります。ある程度の糖質カットと適度な運動は、健康的なダイエットや身体作りには欠かせません。

「そうそう。自分もちゃんと運動してるし。」

そう思った方、でも、本当に大丈夫ですか?自分は肥満ではないと、言い切れますか?

肥満には大きくわけて2種類あります。

(1)皮下脂肪型肥満
(2)内臓脂肪型肥満

「皮下脂肪型」は文字通り、皮膚の下についた脂肪がたまった状態。肌がぷよぷよとしていて、身体のラインが丸く見える方はこの状態。

そして「内臓脂肪型」は身体の中で、内臓の周りに脂肪がついた、お腹ポッコリのタイプ。

一般的には、内臓脂肪型の方が進行した肥満で、内臓に脂肪がついている人は皮下にもついているということが多いのですが、例外はあります。いわゆる「隠れ肥満」「痩せ肥満」と言われる方。身体のラインは細かったり、一見、筋肉質に見えることさえあるのに、実はお腹の中で脂肪がたまっている、というパターンです。

自分では見極めが難しいのですが、「そこそこ運動はしているけど、アルコール&揚げ物が大好き!」という方は、このパターンに陥りやすいのです。多少の筋トレで、自分の目で見えやすい腕などは筋肉質にみえていても、実は要注意。まだ「お腹ぽっこり」までは進んでいなくても、胴回りが広がってきたな、最近シャツがキツくなったな、と感じたら、もしかしたら、始まっているかもしれません。

食生活が主な原因である内臓脂肪なので、アルコールや脂質、糖質を控えられれば一番よいのですが、どうしても我慢できない方のためにとっておきの秘策を!!・・・とご紹介したいところなのですが、内臓脂肪は、実に厄介なのです。燃焼させようにも、身体の内側についているものなので、お風呂でのあたためやマッサージなどといったちょっとした対策では、びくともしないのです。食生活でのいくらかの「我慢」は、残念ながら必須です。揚げ物や麺類の前にまずたっぷりと野菜を、アルコールを飲まないわけにいかないなら、せめて間にお水をはさむなど、工夫してみましょう。

集中ケアも取り入れたいという方は、美容皮膚科などで提供している「インディバ」という温熱マッサージはおすすめですよ。(Men’s Beauty編集部・加藤さんの体験ページはこちら。)お腹の内側まで届く温熱効果で、内臓脂肪にはたらきかけます。

自分の目で見えやすい腕の筋肉感で安心しないこと。隠れ肥満対策は、早めの方がよいのです。

文/今泉明子

医学博士・皮膚科専門医。東京ミッドタウン皮膚科形成外科ノアージュ院長。しわの注入治療では認定指導医を務めるなど、肌のスペシャリストとして活躍。美容を中心に手掛ける皮膚科でありながら、患者の40%が男性という、美肌男子のかけこみドクター。

■連載/オンナは男のココが気になる!