1日、高齢出産の選択肢を残すため、海外で卵子の冷凍保存を行う中国人女性が増えている。イメージ写真。

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2016年9月1日、海外で卵子を冷凍保存する中国の独身女性が増えている。環球網が伝えた。

米紙ニューヨーク・タイムズによると、上海市の企業家、陸さん(34歳)は先日、カリフォルニア州の病院で卵子の冷凍保存を行った。仕事が忙しく、結婚出産のめどがつかないなか、高齢でも出産できるように選択肢を残すことが目的だ。一人っ子政策は緩和されたとはいえ、いまだに古い規制が残る中国では独身女性が出産補助治療を受けることが禁止されている。そのため海外での施術を選ぶしかなかったという。

中国で卵子の冷凍保存が知られるようになったのは2013年のこと。人気女優シュー・ジンレイ(徐静蕾)がSNSで米国での卵子冷凍保存をカミングアウトしたことがきっかけだった。これを機に多くの中国人女性が海外に出国しての保存を選択するようになりつつある。

施術を受けた後、陸さんは以前と変わらず企業経営に専念している。冷凍保存によって、時間を稼いだのだという。生活自体は以前となにも変わらない。だが出産の選択肢をキープしたことで「すべてが変わった」と語っている。(翻訳・編集/増田聡太郎)