手塚治虫が愛した老舗店で「アトムまんじゅう」【甲斐みのり「おやつの時間」】

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電車の発車メロディーに「鉄腕アトム」のテーマ曲が流れる山手線・高田馬場駅。はじめてそのことに気がついたとき、土地と国民的アニメがすぐに結びつかず、どんなゆかりがあるのかすぐに調べてみました。
高田馬場は「鉄腕アトム」のまち
そうしてわかったのが、手塚プロダクションが高田馬場駅にあること。アトムは2003年4月7日に高田馬場にある科学省で天馬博士によって作られた設定であること。
高田馬場駅早稲田口高架下に「鉄腕アトム」の壁画が描かれていたり、商店街のところどころで「鉄腕アトム」に登場するキャラクターの看板が飾られていたり、手塚プロダクションの許可や協力のもと、高田馬場は「鉄腕アトム」ゆかりの地として街おこしがおこなわれています。
あるとき、高田馬場にある出版社の編集者さんから、手土産に「くりまん アトム&ウランちゃん」という、「鉄腕アトム」の主人公・アトムとウランちゃんをかたどったお菓子をいただきました。
「さすがアトムの街!こんなお菓子があるのですね!」歓喜の声とともに、ふくよかな輪郭のアトムをパクリ。しっとりなめらかな皮の中に、細かく刻んだ栗入りの栗あんがたっぷり。兄妹らしくウランちゃんも同じ味です。
手塚治虫も買いものに訪れた老舗和菓子店
先日、高田馬場での用事の前に、アトムまんじゅうを作る和菓子店「青柳」へと立ち寄りました。大正14年創業の老舗の前で出迎えてくれるのは、科学の子・アトムのパネル。ひととき手塚治虫さんの事務所は通りをはさんだ向かいのビルにあり、この店のそばまんじゅうが大好物で、仕事の息抜きによく買いものに訪れていたそうです。
手塚プロダクションの公認で、会社の人たちも手土産に利用するというアトムとウランちゃんの栗まんじゅう。本当は、漫画好きの方へ差し上げようと思い購入していたのですが、予定が変わってしまったため、自らのおやつの時間に。
詩人・谷川俊太郎さんが作詞した「鉄腕アトム」の名主題歌を聴きながら、秋のはじまりにふさわしい栗の味をかみしめました。
[青柳]
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