9月に入り、日本国内の多くの学校で授業が再開され、子どもたちが再び学びの場に戻って来た。「学び」が人を成長させるというのは子どものみならず、大人にも、さらには社会や国にも言えることである。中国メディア・今日頭条は8月31日、日本が中国から得た「学び」について紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 9月に入り、日本国内の多くの学校で授業が再開され、子どもたちが再び学びの場に戻って来た。「学び」が人を成長させるというのは子どものみならず、大人にも、さらには社会や国にも言えることである。中国メディア・今日頭条は8月31日、日本が中国から得た「学び」について紹介する記事を掲載した。

 記事は、世界を1つの学級に例えるならば米国が級長、ロシアが風紀委員、フランスが広報委員、英国が生活委員であり、そして日本は「学習委員」だろうと説明。日本は「クラスメイトの中に勉強のできる人を見つけると、その人に寄り添って学ぶとともに、いろいろ模倣する。そして徐々に成績を上げていき、クラスのトップ3を確保するほか、たまに1位を取るのだ」とした。

 その一方で、「彼は盲目的に学ぶのではなく、悪いものについては決して学ばない、ずる賢さがあるのだ」と解説。古代日本は唐に何度も使者を派遣して、文化や建築などを深く学ばせて日本に持ち帰らせたが、「唐王朝の制度上における弊害も吸収し、日本になじまないものについては決して学ぼうとしなかった」と説明している。

 記事はその例として、宦官制度と科挙制度を挙げた。宦官については「心理を歪ませ、失われたものを権力や金銭という別のもので取り返そうとする」とし、中国で宦官が政治を乱す状況を見た日本人はこの制度を日本に取り入れなかったと解説した。また、科挙制度については、世襲制による既得権益を脅かすものとして学び入れられなかったとした。

 そして最後に「ともあれ、学びの王である日本は成績良好であり、教師を超えさえした。これらの優れた点は、中国が学ぶに値する」と結んだ。

 パッと見て「いい」と思ったことを学び、そのまま取り入れるのではなく、それが自分に合うものかどうかを熟慮し取捨選択したうえで取り入れる。それは、外から入って来るものを消化、吸収するプロセスそのものと言える。体にいいものは吸収され、身体が欲していないものは吸収しない。それでも無理して体内に取り込もうとすれば、体のシステムを乱し体調を崩すことになるのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)