必要な睡眠時間は体が知っている 前編【マインドフルネスでいまを生きる】

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睡眠をとって心身を休ませることは生きていく上で必要なことです。睡眠や休息なしには生きていくことはできません。休息が必要になったら体は眠りに入り、チャージが終われば目覚めるという完璧なシステムが搭載されているのが私たちの体です。何時間寝ればいいとか、何時間寝なくてはならないとかいろいろな情報がありますが、必要な睡眠時間は体がきちんと知っています。
その完璧なシステムとともに生きているでしょうか? 疲れているのになかなか寝付けない(あるいは眠るためにお酒が必要だったり)、朝は目覚ましのアラームで無理矢理起きる。何かに追われるように忙しく生活する日々ではもしかしたら日常茶飯事かもしれません。でも、人間が生きるために必要な睡眠や休息が充分に取れない、つまり人間が生きていくための基本的なシステムがきちんと作動していないというのは、体にとって非常事態です。
もっと、早く、効率よく。そんな頭ばかりが優先の生活では、体はおいてきぼりになってしまいます。体はさまざまな形でアラームを発しますが、それをなかったことにしたり、あるいはそもそもアラームに気づけなかったり。車でいえば、なんのメンテナンスもせずに高速で走り続けるようなものです。車が持つその性能をあますところなく発揮するためにはメンテナンスは欠かせません。人間で言えば、適切な栄養素を取り、心身が疲れていたら休む、体調が悪かったら休む。私たちは、体がなければ私たちはなにもできないにも関わらず、体をおいてきぼりにしがちです。眠れない、朝すっきりと起きられない。そんな場合は、一度立ち止まることが必要でしょう。まずは、体がどんなアラームを出しているのか、体が今必要としていることはなんなのか、そこに耳を傾けてみます。つまり体の感覚に注意深くある、ということです。状況を急に変えようとする必要はありません。まずは気づくこと。マインドフルネスの練習の基本です。
今日の1枚:
ねこの語源は「寝子(ねこ)」だと聞いたことがあります。猫はとにかくよく眠りますが、そのほとんどは浅い眠りだそう。ぐっすり眠っているようでも、ちょっとした物音に反応することもしばしば。私たち人間とはちがうシステムを持っているようです。
>>後編に続く

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