2日、安倍晋三首相はロシア極東のウラジオストクでプーチン大統領と会談した。写真はロシアの地図。

写真拡大

2016年9月2日、環球時報(電子版)によると、安倍晋三首相は同日、ロシア極東のウラジオストクでプーチン大統領と会談した。北方領土問題での歩み寄れるかが注目されたが、英ロイター通信は「日本はロシアとの経済関係強化と引き換えに、領土問題での譲歩を望んでいるが、突破口を見出すのは難しい」と伝えた。

日露両国は北方領土問題で対立を続けており、平和条約締結交渉に向けた話し合いも停滞している。ロシア政府関係者によると、プーチン大統領は12月に日本を訪問。中国の台頭を前に、日本はロシアの天然資源を念頭に経済分野を中心に関係を強化したい考えだ。

しかし、専門家らは「経済協力と引き換えに領土問題でロシアの譲歩を引き出すのは難しい」と予測。プーチン大統領は14年、ウクライナ南部のクリミア半島編入を宣言。国内で「失った領土を奪還した指導者」として支持率を上げている。このため専門家は「北方領土問題でも譲歩するとは考えにくい」とみている。(翻訳・編集/大宮)