篠山紀信が77点のヌード写真で表現した「快楽の館」が公開、祐真朋樹も協力

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 写真家の篠山紀信による個展「快楽の館」が、9月3日に原美術館でスタートする。前日に開かれた内覧会では、33名のヌードモデルを同所で撮影した作品77点を一挙公開。会見にはヌードモデルの一人である壇蜜が駆けつけ、開幕を祝った。 篠山紀信「快楽の館」が公開の画像を拡大

 今回の個展は、原美術館からのオファーにより実現。「ここ(=原美術館)で撮った写真をここに帰す(=展示する)」という発想から、全作品を原美術館で撮影することを決めたという。ヌードモデルには壇蜜や矢吹春奈のほか、人気プロレスラーのオカダ・カズチカが唯一の男性ヌードモデルとして登場。撮影は5月の10日間という限られた期間で敢行し、モデルの撮影時間がそれぞれ異なるなか、独自の世界観を築き上げた。作品の構図に合わせて展示も工夫し、錯覚を起こすような空間を演出。スタイリングは祐真朋樹が協力し、「クリスチャン ルブタン(Christian Louboutin)」をはじめ「オーバドゥ(Aubade)」「シャンタル・トーマス(Chantal Thomass)」「トム・フォード(TOM FORD)」といったブランドのアイテムが使われた。篠山紀信は「今夏はこの個展に全身全霊を注いだ。美術館全館で新作を展示するのは今回が最初で最後かもしれない。写真家としては良い夏を過ごしたと思う」とコメント。壇蜜は、大判プリントされた自分の作品について「袋とじやグラビア以上に自分自身の体を見せることができて光栄」と感想を述べた。 篠山紀信はヌードのみの写真展を久しく行っていなかったが、「従来の公立美術館だと刺青のあるモデルや過激なポーズに対する制約があるが、原美術館は自由にやらせてくれた。考えを直接的に表現できるのがヌードなので、原美術館だからこそ実現できた」と語っている。また、原美術館は「良い建築ならではの色気がある」といい、来館者にはただの(セクシャルな意味での)"エロ"を期待するのではなく「原美術館の建物が醸し出す色気」を表現する手段としてのヌード写真を楽しんで欲しいと呼びかけた。■篠山紀信展 快楽の館会期:2016年9月3日(土)〜2017年1月9日(月・祝)103日間会場:原美術館(東京都品川区北品川4-7-25)   Tel 03-3445-0651(代表)開館時間:11:00 am - 5:00 pm(祝日11月23日をのぞく水曜は8:00 pmまで/入館は閉館時刻の30分前まで)休館日:月曜日(祝日にあたる9月19日、10月10日、1月9日は開館)、9月20日、10月11日、年末年始(12月26日−1月4日)入館料:一般1,100円、大高生700円/原美術館メンバーは無料/20名以上の団体は1人100円引原美術館公式サイト