■連載/ペットゥモロー通信

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北海道札幌市に、驚くほど多くの保護猫と飼い主との出会いが生まれている“保護猫カフェ”があります。それが、今回訪れた「ツキネコカフェ」です。店内はどんな空間になっているのか、さっそくご紹介しましょう。

アーティストの制作したオリジナルグッズ

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ドアを開けて目に飛び込んできたのは、カフェではなくグッズの販売スペース。白を基調として落ち着いた雰囲気の中、実に多くのグッズが陳列されています。

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こちらに並んだ猫グッズ、実はさまざまなアーティストによって制作されたオリジナルとのこと。ボックス毎に貸出を行っているそうで、1つ1つよく見るとテイストが異なります。これは、グッズを見に行くだけでもオススメ!自分の好みに合ったアーティストが見つかれば、つい「新作が出ていないか」と通い詰めてしまいそうです。

1Fのカフェ&猫スペース

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グッズ販売スペースの奥に、さらなるドアがありました。こちらが、正真正銘「猫カフェ」への入口です。スリッパに履き替えて、さっそく中を覗いてみましょう。

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まず現れたのが、落ち着いたこちらのカフェ空間。カフェと猫スペースとが分かれており、飲食はこちらで行います。ちなみに…

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オリジナルコーヒーは絶品!一緒にシフォンケーキも頂きましたが、甘過ぎず食べやすい味でした。トーストやキーマカレーなどフードも充実しているので、ランチタイムに利用するのも良さそうです。尚、猫スペースには、こちらのカフェ利用者だけが入室可能。猫スペースだけの利用はできません。

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猫スペースは複数の部屋に分かれています。まずはカフェスペースからも見える、こちら1Fの部屋から見ていきましょう。

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いきなり子猫たちの集団が!不思議そうな顔でこちらを見る視線に、もはやノックアウト寸前です。こちらの猫は“保護猫”のため、貰い手が見つかれば猫も入れ替わっていきます。ちょうど子猫の多い時期だったようで、実にらっきーでした。

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いくらカメラを近づけても、ひたすら食事に没頭中…。皿に手を入れるほどの食欲です。

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まるで置物のように、じっとタンスの上から見下ろす猫の姿も。なんだかカフェというより、自宅の一室のような雰囲気の部屋ですね。

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ちなみにこちらが、看板猫の政五郎さん。なるほど、非常に落ち着いて貫禄さえ感じます。政五郎さんに挨拶できたところで、今度は2Fの猫スペースにも行ってみましょう。

2Fにある2つの猫スペース

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階段を登ってすぐ、さっそく猫たちの見える部屋を発見です!

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チョコンと座ってお出迎えしてくれました。なかなか人懐っこいですね。慣れてくると、立っているだけで擦り寄ってきます。

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寒いのか、それとも寂しいのか。カラダを寄せあっている猫たちも。揃ってじーっと見つめられてしまいました。

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室内を走り回って遊びまくり!の元気な黒猫。写真におさめるのが大変なほど、次々にいろんなところへ移動します。どの動きを見ているだけで、「おっと、いつの間に」なんて楽しめることでしょう。

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もう1つ、こちら『猫山荘』なる部屋も覗いてみました。こちらは他の部屋と違って、外から室内が見えません。どんな空間になっているのか…ドキドキですね。

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部屋に足を踏み入れるなり、2匹の猫たちが擦り寄ってきました。歩けないほどまとわり付かれ、なんという幸福感…最高です。

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ベッドで丸くなって眠っている子猫。フサフサの毛並みを触りたい…けど、そこは起こさないようじっと我慢しました。それにしても、こちらの猫カフェは子猫が多いですね。

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押入れの中にも猫たちが。かくれんぼのように、いろんな場所から猫たちが現れてくれます。隠れ場所がたくさんあるので、「猫が少ないな」と思ったら気配を感じてみてください。

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何やら、奥にある扉の方から、猫の駆けまわる音が。ずいぶんと元気な猫たちがいるようですよ。

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出迎えてくれたのは、ちょっとおすまし顔なこちらの猫。長い尻尾が特徴的です。真っ白なソファも置かれ、ゆったり寛げる部屋のようです。

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…いや、ソファで寛ぐのは猫たちかも?こちら、先ほど駆け回っていた元気猫です。とても素早く走るので、写真を撮るのに苦労しました。どれだけ元気かって…

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このくらい。どうも足元でジャンプ体制に入っているなと思ったら、いきなり肩の上へ!で、しばらく居座っていました。この猫は、肩乗りが大好きなようです。「ツキネコカフェ」の猫たちは、みんなとっても人懐っこいですね。

保護猫と飼い主との縁を繋ぐ

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「ツキネコカフェ」では、お店のオリジナルグッズも数多く販売しています。ピアスやストラップ、コーヒーなど…。これらも多くは地元アーティストの皆さんが制作されたそうで、まさに“ここだけ”の品々。店内の家具なども戴き物が多いとのことで、多くの支えを受けて運営されていることが分かります。

毎年とても多くの縁が繋がり、引き取り手の見つかった猫の数は年間350匹以上にも及ぶのだとか。1日1組のペースは、保護猫カフェの中でも凄い実績ではないでしょうか。札幌市の「ツキネコカフェ」は、数多くの保護猫たちと飼い主との出会いを生み出す場でした。

◆ツキネコカフェ
http://tsukineko-cafe.net/

取材・文/三河 賢文(ペットゥモロー編集部)