2016年8月22日放送の広島ホームテレビ「Jステーション」では、8月20日で2年を迎えた広島土砂災害被災地の現状をとりあげました。


土砂災害の発生から2年となる8月20日は、広島土砂災害の被災地に犠牲者を悼む人が多く訪れました。

二度と同じ被害を出すまいと、被災後、安佐北区可部東の新建団地では、住民が独自で作った安否確認システムを使った訓練が行われました。スマートフォンを使って、被災状況や避難先、助けが必要かなど、様々な情報を住民同士で共有できるものだといいます。

新建自治会の藤原明男理事は、「情報発信は本当に大事。住民がより多くの情報を発信してくれることを期待するが、まずはこのシステムを根付かせないといけない」と語りました。

現在の被災地は土砂が取り除かれ、道路や砂防ダムが整備されていますが、引っ越しや立ち退きで被災地の人口は減り、コミュニティー再生の課題が残っているといいます。

そんな中、安佐南区八木3丁目では、慰霊式の後にボランティアによる交流会が開かれ、お好み焼きやカキ氷が振舞われました。イベントでは、今は別の場所で暮らす被災者なども集まり、被災地に笑顔もみられました。

地元に残った住民は、「まだ全体の半分しか帰っていないから、こうしてたくさんの人に会えたのでよかったです」と話しました。

広島土砂災害発生から2年で、まだまだ課題は残りますが、独自の防災訓練などで前を向いていこうとしている被災者の方たちの姿をみて、他の自治体も日ごろから災害に対する意識を高められればいいなと感じました。(ライター:わがママ)