アッチッチ、になるか?ジョージアVSボス 缶コーヒー「プレミアム」秋の陣

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夏が終わり秋の気配が濃くなるしたがって、清涼飲料市場ではコーヒー飲料の需要が高まってくるという。メーカーではそれに合わせて缶コーヒーの新製品を投入して浸透を図り、冬に膨らむホット市場での優位につなげようとする。

缶コーヒーの2大ブランド「ジョージア」(日本コカ・コーラ)と「BOSS(ボス)」(サントリー食品インターナショナル)は、2016年8月末〜9月末の間に、それぞれの「プレミアム」ラインアップで、リニューアルのほか新製品を追加。新たな秋の陣に備えている。

ジョージア「より香り豊かに、コク深く進化」

「プレミアム(premium=高級な)」のカテゴリーは、その名の通り高品質のラインアップ。14年秋に「プレミアムボス」が先鞭をつけ、15年に「史上最高傑作」として「ジョージア ザ・プレミアム」が発売された。

16年の秋の陣で先手を打ったのは「ジョージア ザ・プレミアム」(185g缶)。「より香り豊かに、コク深く進化させ、新パッケージデザインで」8月29日にリニューアル発売した。同時に、ボトル缶タイプの「ジョージア ザ・プレミアム 微糖」(260mlボトル缶)も新パッケージに装いを変えた。同30日からは、俳優・山田孝之さんを起用した新テレビCMの放送を開始した。

スーパーフルーツでアクセント「プレミアムボス リミテッド」

迎え撃つ格好の「プレミアムボス」は9月に何回かに分けて商品を投入する計画。まず6日に、新たなラインアップとして「プレミアムボス リミテッド」(185g缶)を期間限定発売すると同時に、同ブランド名そのままの「プレミアムボス」(185g缶)と同ブランドの「ザ・ラテ」(185g缶)「ブラック」(285gボトル缶、390gボトル缶)「微糖」(260gボトル缶)をリニューアルして順次発売を始める。さらに27日に「ザ・マイルド」「ザ・ラテ」(いずれも260gボトル缶)を新発売する計画だ。

ラインアップの幅広さをバネにしてシェア1位の「ジョージア」を猛追してきた「ボス」だけに、この秋の陣でもその戦略を踏襲しているようだ。

いずれのブランドも「プレミアム」製品として、高級豆を使い、焙煎や抽出に時間や手間をかけていることをアピール。手軽にコーヒーのコクや味わいを楽しめることを強調している。

期間限定発売の「プレミアムボス リミテッド」は、シャンパンの発酵に使われる「シャンパン酵母」で、スーパーフルーツとして注目されるコーヒーチェリーを発酵させ、同ブレンドの定番である微粉砕コーヒー豆にブレンドして香り引き出した一品という。