働くならここも大切! 退職金がたくさんもらえそうな企業

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仕事を辞めるとき、会社から支払われるのが「退職金」です。定年時には老後のため、そして転職時には当座の生活資金として、アテにする方も多いことでしょう。とはいえ、企業によってその金額には違いがあるもの。できれば多くほしい! と思うのが働き手の本心ですが、みんなが思う「退職金が多そうな企業」とは? 女性たちの意見を聞きました。

■やっぱり公務員!

・「国家公務機関。毎年夏になるとボーナスが多いと報道している。ボーナスが多いのならば、きっと退職金だってがっぽり保証されているのだろうと思う。今、民間よりも絶対に国家公務員のほうが給与がいいはず」(32歳/医療・福祉/事務系専門職)

・「公務員。夫婦、ともに公務員ならダブルで退職金がかなりもらえそう」(23歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

「企業」かどうかは別として、やはり欠かせないのが公務員でしょう。法律や条例で、手当の計算方法や支払いに関するルールがきっちりと定められていますから、「ちゃんと出るのかな」なんて不安とは、無縁で過ごせることでしょう。

■大手企業

・「トヨタ自動車や東海旅客鉄道(JR東海)。上場大企業だからきっちりしていそうだと思う」(34歳/ソフトウェア/その他)

・「CMなどに出ている企業は全部、そう思えてしまう」(29歳/その他/販売職・サービス系)

・「誰もが知っている上場企業。そうでないと、SNS等で簡単に暴露されてしまう」(31歳/運輸・倉庫/事務系専門職)

大手の企業は、福利厚生も充実しています。退職金に関しても、しっかりと支払われるのでは……というイメージが根強いようです。とはいえ会社によって、退職時のルールは異なるもの。「大手だから安心」と考えるのではなく、自分の会社の特徴を調べておくのがオススメです。

■国内メーカー

・「パナソニック。実際に周りで退職した人に金額を聞いたから」(31歳/学校・教育関連/事務系専門職)

・「SANYO。自主退職希望者を募ったときに知り合いがすごい金額をもらってました」(32歳/その他/その他)

単なるイメージではなく、働く女性たちの経験エピソードが多かったのが、国内メーカーです。会社都合の退職となれば、自己都合よりも金額が高くなるもの。各メーカーの人員削減事情も関係しているのかもしれませんね。

■実力次第

・「証券会社全般。個人の実績にもよるが、給与も退職金も多そう」(34歳/医薬品・化粧品/技術職)

・「ベンチャー企業や、実力主義の外資企業で、本当に力のある人だったら、たくさん退職金がもらえるのでは、と思います」(34歳/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)

・「外資系企業。実際多いし3年ごととかに転職するので頻繁に退職金をもらえる」(38歳/電機/技術職)

個人の実績が何よりもモノを言う企業では、当然退職金も、自分自身の貢献度次第ということになるのでしょう。自分の能力が正当に評価してもらえるなら、非常に合理的で平等なシステムだと言えそうです。

■まとめ

実際に退職するときまで、無意識で過ごす方も多い退職金ですが、「実はうちの会社、意外と……」なんてこともあるのかもしれませんね。自身の周囲でも、退職金にまつわる情報を集めてみてはいかがでしょうか。

(ファナティック)

※画像はイメージです

※『マイナビウーマン』にて2016年8月にWebアンケート。有効回答数220件(22歳〜39歳の働く女性)