1日、韓国・盧武鉉政権で首相を務めた李海チャン議員が、自宅近くに漂う堆肥の臭いについて苦情を訴えたことで地元自治体が対応に追われる騒動があった。資料写真。

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2016年9月1日、韓国・盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で首相を務めた李海チャン(イ・ヘチャン)議員が、自宅近くに漂う堆肥の臭いについて苦情を訴えたことで地元自治体が対応に追われる騒動があった。韓国・聯合ニュースなどが伝えた。

李議員の地元で選挙区でもある世宗市によると、李議員から「自宅周辺の堆肥の臭いがひどい」とのクレームが入ったのは先月18日。苦情を受けた市は行政副市長が現場に急行、李議員の自宅近くに畑を所有する農家のAさんに堆肥約15トンの回収を依頼した。先月10日ごろ、Aさんが900平方メートル余りの畑の一部にまいた堆肥が、臭いの原因とみられたためだ。さらに市の環境政策課は、回収した堆肥の一部を専門機関に送り成分分析まで依頼したという。

こうした市の対応が知られるにつれ、地元住民からは批判の声が上がっている。堆肥の臭いのクレームに対しては、畑の土をすき返したり薬剤をまいたりして臭いを防ぐのが一般的で、堆肥の回収までするのはやり過ぎとの指摘だ。こうした指摘に対し李春熙(イ・チュンヒ)世宗市長は「議員の苦情を国政遂行と関連した固有業務とみるのは難しいが、一市民が十分に持ち得る問題として誠意を持って解決に向け努力することが必要だ」としている。

これについて、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せた。

「韓国の国会議員はすごいな」
「それが田舎の臭いなんだよ。そんなに嫌なら都会に引っ越せばいいじゃないか。首相までやった人が何を…」
「臭いからって田舎で堆肥をまけなくしたら、どうやって農業をやるんだ?」

「パワハラ中のパワハラ。こんな男が『国民のための国会議員』?誰が選んだんだよ?」
「自分で鼻をつまめばいいだろ。簡単なことだ」
「あきれて笑うしかない」

「韓国はいまだに朝鮮時代だ。お役人様のお住まいの前に堆肥をまくとは、こん棒でなぐられるぞ」
「その臭いは韓国の臭いだ。国会議員がそれを分かっていないから国がこんなざまなんだ」
「農民のために我慢するわけにはいかないのか?農家は選挙民ではないのか?」(翻訳・編集/吉金)