上司の理不尽につい手が……どう耐える?どう戦う?

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「カッとなる」という状態を経験したことがある人は多いだろう。手が出たり、言葉の矢を放ったりと振り返るだけで嫌な気持ちを味わうものだが、「何をしたか」によっては様々な尾を引くこともある。

「教えて!goo」に「上司を殴ってしまいました。20代後半男」と相談が寄せられていた。上司の理不尽に耐えかねたのかもみ合いになり、胸ぐらをつかみ、蹴りを入れてしまった。上司にはさらにやり返されたそうだが、相談者さんは感情的になったこと、社会人としての振る舞いでなかったことなどを後悔しているようだ。

会社に居づらくなったのも含め、頑固な自分を変えたいとも考えている。彼は今後どうすれば良いのか、寄せられたアドバイスを見てみよう。

■そもそも、理不尽を理不尽で返してはいけない

「理不尽の感覚は個人の考え方で違うし、同じ要求であっても能力が低い人間ほど理不尽だと感じやすい。つまりキミは自分の限界を低く設定してる」(mini_ta3298さん)

相談者さんの背景がわかりにくいため一概にいえないが、一考に値するだろう。全員に共通するような上司から(あるいは上司の)難題に自分だけ呼応したのならあり得る話だ。ただ、これは行き過ぎると「理不尽だと思っているのは自分だけ、耐えられないのが悪い」と内罰的になりすぎ、精神の健康に差し障りそうなので注意したい。

mini_ta3298さんは「第一、理不尽と思ったことに暴力で対抗するのは、果たして理不尽ではないのか?」と問いかけるが、これは納得の言葉だろう。上司の視点から見れば、相談者さんと同じ状況とも捉えられてしまう。

■「なぜ耐えるのか?」を見なおしてみる

「上司のために、上司の理不尽に耐えるのではないですよ。(中略)…自分を鍛えるためとか、自分にとって大事なものを守るために、耐えるのです」(key00001さん)

今後のことを考えた場合には、耐える理由を考えなおすと良いのではないかという意見。

耐えているのは自分のため、守るべきもののため、あるいは職場の仲間のため……「上司の機嫌を損ねない」をゴールに設定するのではなく、「そうすることで何が得られるか」に注視すれば、行動の行き先も見えてくるというわけだ。もし、そこで何のためにもならないと感じるのであれば、キャリアチェンジもひとつの道として考えられるだろう。

■しかるべき戦い方は知っておく

「暴力を暴力で返すから問題になります。無抵抗で殴られて、病院で診断書を貰い、警察に行き被害届を出せばダメージを与える事が出来ます」(akamegane4さん)

実勢に暴力でもって相手に危害を与えるのは、単純に法律からいってもまずいことだ。相手の出方によって「社会的」な措置を取るのも、頭に入れておいて損はない。事実を記録し、出るところに出る。そのための相談窓口は労基署を含めて用意されている。

「理不尽」をどう捉えるかは、誰しも一度考えてみてもよいのかもしれない。カッとなってしまう前に、自分を律する手立てとなってくれるはずだ。職場や上司の理不尽、みなさんはどう立ち向かっているだろうか?

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)