チャイナエアライン、エバー航空両社の客室乗務員ら。2017ユニバーシアード台北大会のPRイベントで=2016年8月台北で撮影

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(台北 2日 中央社)チャイナエアライン(中華航空)の何煖軒董事長(会長)は1日、6月下旬の就任以来初めてメディアとの食事会を開き、エバー(長栄)航空と各分野での協力に関する話し合いを進めていることを明かした。何董事長は就任当日、エバー航空を手本としたい考えを述べていた。

チャイナエアラインとエバー航空は台湾の2大航空会社で、ライバル同士でもある。何董事長は現在の航空業界の競争の激しさに触れ、争うだけではみなが疲弊するだけで、利益は得られないと指摘。互いに仲良くし、ともに努力することで財を生んでいくべきだとの見解を示した。

チャイナエアラインは6月下旬に行われた一部客室乗務員のストライキにより、企業イメージが低下したと言われている。一方、エバー航空は同月中旬、英スカイトラックス社の航空サービス格付けで、世界最高評価の「5スター」を獲得。明暗が分かれた。

何董事長によると、協力の内容は地上職員の相互支援など。また、何董事長は各種サービス指標について1つずつ検討をしていると説明。新たなチームは最大の努力をし、一歩一歩前進していくと誓った。

一方で同日、ロンドン行き直行航路を来年復活させることも発表された。バンコク経由でロンドン線を運航しているエバー航空にとっては、競争相手が増えることになる。

エバーグリーングループ(長栄集団)の広報担当者は、航空各社の路線設定にはビジネス上の考えがあり、問題はないとコメント。両社の業務提携については、駄目なことはない、全て快く話し合えると答えた。

(汪淑芬/編集:名切千絵)