「これまでずっと、中国は僕にとって『新大陸』であり、中国の全てが魅力に満ち溢れていた。8カ国を経由して辿りついた北京は、僕の想像よりはるかに不思議な場所だった」−32歳になるトーマス・シュレーダーさんは、ドイツ東北部にある小さな町・グノイーン出身だ。

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「これまでずっと、中国は僕にとって『新大陸』であり、中国の全てが魅力に満ち溢れていた。8カ国を経由して辿りついた北京は、僕の想像よりはるかに不思議な場所だった」−32歳になるトーマス・シュレーダーさんは、ドイツ東北部にある小さな町・グノイーン出身だ。彼はこのほど、ベルリンにあるホテルの集会室で、中国人とドイツ人の聴衆を前に、行程1万2000キロメートルに及ぶ5カ月間の旅「一路東にある北京へ」をテーマに講演を行った。新華社が伝えた。

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長い歴史を誇る長城、広大な土地、巨大な新市街、見慣れない文化…ドイツのテレビで中国に関する内容が紹介されるたびに、私は中国の不思議な部分に魅力を感じていった。そして、絶対に自分の眼で観に行くべきだ、という衝動に駆られた」とシュレーダーさんは語り続けた。

シュレーダーさんは、ランニング大会を企画・運営する仕事をしている。2015年4月、スポーツをこよなく愛する彼は、ついに、自宅で地図を前にして、「前代未聞の旅行に出発する」ことを決意した。「北京に行く。しかも、自転車で」。数日間計画を練った後、約60キログラムもの重たい荷物を持ち、クレジットカード1枚と少額の現金だけを携えた彼は、中国への自転車旅行に出発した。道中、さまざまな旅の苦労を味わったのち、9月18日、とうとう北京に到着した。北京の古めかしい建物、広々とした大通り、密集した車の流れを自分の眼でしっかりと眺め、最後に天安門の前で身体は疲れているものの心は喜びに満ち溢れた彼の姿で映像が止まり、会場の人々は、熱烈な拍手と歓喜の声を贈った。

シュレーダーさんは、記者に対して次の通り話した。「古代の歴史感じる万里の長城からモダンな北京まで、中国が経てきた変化は、僕にとって大きな驚きでありミステリーでもある。今、この自由奔放で驚きに満ちた自転車旅行について書き残しておくために、一冊の本を執筆している。僕はまた中国に行きたい。今度は、家族と一緒に飛行機で中国を訪れ、美しい友好的なこの国の思い出を共有したい」。(提供/人民網日本語版・編集/KM)