Doctors Me(ドクターズミー)- 【いびきで眠れない】顔面蹴りも…日英いびき事情&対処法

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Fuminners(フミナーズ)読者のみなさんのなかにも、寝室やベッドは愛するパートナーと一緒がいい!という人もいるのではないでしょうか?

そう聞くと、なんだかとっても微笑ましくて、ロマンティックな印象を受けますが、実際は“とある問題”に頭を悩ませている人が多く、パートナーと寝ることは一概に幸せな一幕とは言い切れないようです。その問題とは「パートナーのいびき」。

英国のタブロイド紙『デイリー・メール オンライン版』の2016 年7月11日付の記事によると、なんと約90%もの人がパートナーのいびきで眠れないことに悩まされているのだとか!

足蹴り、水掛け英国のいびき対処は“攻撃的防衛”がスタンダード!?


旦那や彼氏のいびきがうるさくて眠れない…。1日や2日、または極ごくたまになら、「疲れているんだろうから仕方ないな…」と許せるかもしれませんが、これが毎日となると話は別です。

いびきがうるさくて眠れないことによる自身の心身へ悪影響も深刻になってきますので、とても「仕方ない」ではすまない問題。問題解決の方法は、「いびきを止める」というとてもシンプルなものですが、これがなかなか難儀な課題なんですよね。

先述の記事では、パートナーがいびきモードに入ったとき、英国人がどのような対処をしているのかについての調査結果も報告しています。その方法はというと…。

●オフェンシブ防衛系
・脇毛を引っ張って抜く
・顔面に足蹴りをくらわす
・冷たい水を顔に垂らす
・いびきが始まったら用意しておいた笛を吹く
・バルコニーへ追い出す

●ディフェンシブ防衛系
・顔のそばに、臭い靴下を置いておく
・ほんの数秒、枕を顔に押し付ける
・布で鼻栓を作って、鼻の穴に入れる
・唇にセロファンテープを貼って、口を閉じる

かなり刺激的な対処法がチラホラ。紳士淑女の国と言われる英国でこの結果ですから、それだけ“いびきで安眠を妨害される側の怒りは凄まじい”ということなのかも知れません(※1)。

日本人は、いびきへの対処が優しすぎる!?


日本のいびき事情はどうでしょうか? 2016年8月にFuminners編集部で109人を対象に行ったアンケート調査では、「パートナーのいびきで眠れない経験はありましたか?」という質問に対して40.4%がYESと回答。男女比では、男性31.8%に対して、女性は68.2%、パートナーのいびきで眠れないというに悩みを抱えているのは女性の方が多いという結果が出ました。

ちなみに、日本の医薬品メーカーであるエスエス製薬が、1986年と2001年の2度にわたり、20代以上の男女300人を対象に行った調査でも、約70%の女性が「パートナーのいびきに悩んでいる」と回答したといいます(※2)。英国ほどではありませんが、やはり日本人でもパートナーのいびきで眠れないという悩みを抱えている人は多い模様。これはもしかしたら万国共通の悩みなのかもしれませんね。

では、日本人のパートナーのいびきへの対処法は、どのようなものなのでしょうか? こちらも同様にFuminnersのアンケート調査結果から見てみましょう。

●放置系
特になにもしていない…36%

●オフェンシブ防衛系
・身体を揺する、押す、つっつく…11%
・横向きにさせる…7%
・鼻をつまむ…7%
・枕を少し動かす…5%
・蹴っ飛ばして体勢を変える…2%

●ディフェンシブ防衛系
・パートナーを起こす…16%
・自分がリビングのソファーに移動する…5%
・我慢している…2%

●その他…9%

英国の刺激的な対処法からすれば、日本には穏健派が多いですね。ちなみにアンケート結果では、「特になにもしていない」という回答が大多数でした。お国柄が出ているのかもしれませんが、日本人はパートナーを思いやりすぎて、自分の睡眠を犠牲にしがちな傾向があるのではないでしょうか。

“日本は不眠大国”などと言われて久しいですが、その一端には“優しすぎる国民性”があるのかも!?

専門家がすすめる、簡単ないびき予防法とは?


いくらわずらわしいいびきへの対策とは言え、顔面をキックしたり、冷たい水をかけたり…というのは、日本人にはちょっと敷居が高い行為と言えます。そのような“攻め手”ではない、簡単に、そして優しくパートナー、または自分のいびきを防ぐ方法はあるのでしょうか。専門家によると、次のような方法がおすすめとのこと。

●テニスボールを使って横向き寝をキープする
仰向け寝は、舌がのどに落ち込みやすく上気道が狭くなる(空気の通りが悪くなる)ため、いびきをかきやすい寝相です。横向き寝の寝相にすることで、いびきが緩和されるのですが、強制的に横向き寝を作り出すには、「パジャマの背中部分にポケットを作ってテニスボールを入れる」方法がおすすめとのこと。こうすることで、仰向きで寝ると、背中にテニスボールが当たり寝にくい状況になるため、自然と横向きの寝相になります。

●コーラスに参加する
2013年にRoyal Devon and Exeter病院が行った研究では、「歌を歌うことで、のどの筋肉が鍛えられ、いびきのリスクが減少する」という報告があります。コーラスはちょっと敷居が高いという人は、カラオケで代用するのもよさそうですね。

●うがいをする
ポイントは、口(のど)の乾きの予防。口腔内を潤すリンスでうがいをすれば、のどの筋肉が引き締まり、潤いが与えられ、いびきの原因のひとつである口の乾きを予防することができます。

●舌のエクササイズをする
顔と舌のエクササイズを毎日続けることによって、いびきリスクが下がるということも報告されています。やり方は簡単。「ベロ〜」と舌を突き出し、あご、そして鼻をなめる勢いで上下させます。これを数回繰り返すだけで、いびきの原因のひとつである、舌の根もとの筋肉の衰えや緩みをおさえることができます。

●長編小説を枕の下に入れる
小説といっても、読むわけではなく、枕の下に入れて高さを調節することが目的。頭の位置がフラットだと、舌がのどの奥に落ち込んで、上気道をふさぐことになってしまうのだそう(※1)。無理なくいびきを止められるのであれば、分厚い辞典や枕を重ねる方法もありかも。

いびきの裏には、健康上の深刻な問題が隠れている可能性があります。そう考えると、パートナーがいびきをかいているのなら、それを指摘せずに放っておいたり、我慢したりすることは、あまりよいこととはいえないはず。

パートナーと一緒に寝ているからこそ分かることがある――。本当の優しさは、気を使って我慢するのではなく、いびきを指摘してあげて、その裏に潜む問題をあぶり出し、“一緒に”解決することなのかもしれませんね。