クーラーで冷え切った身体に!ほっと「あたたまる納豆汁」が効く

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お正月にお雑煮ではなく納豆汁を食べる地域があることをご存知でしょうか?

この納豆汁、働き女子に嬉しいことに、健康にも美容にも効果があり、「納豆は嫌い!」という人でも納豆汁は食べられることもあるようです。

今回は、あまり知られていない納豆汁の歴史、効果、レシピについてご紹介したいと思います。

■納豆汁はどこで食べられている?

納豆汁は江戸時代から食べられていたようで、江戸時代はご飯にかけて食べるよりもむしろ納豆汁として食べる方が一般的だったようです。

現在も、納豆汁は秋田県、岩手県、山形県で広く親しまれています。というのも寒い地域では冬になると野菜が不足してしまうため納豆で栄養を補っていた、という歴史的、地理的な背景もあります。とくに昔の人は体が冷えているときはご飯にかけて食べるよりも体の温まる納豆汁で食べることを好んだことも想像できますよね。

現在でも秋田県の一部の地域ではお正月にお雑煮代わりとして、山形県の一部の地域では七草がゆの代わりに食べるそうです。

■納豆汁の効果

(1)健康によい!

納豆には豊富なビタミン、ミネラルに加え納豆菌がつくりだす「ナットウキナーゼ」という素晴らしい酵素が入っています。ナットウキナーゼには血液サラサラ効果、高血圧を下げる効果、抗菌効果もあることがわかっています。

納豆汁にはこれらの効果に加えて、体を温める効果が期待できます。

心筋梗塞や脳梗塞、また風邪の予防にもつながります。とくに女性にはうれしい冷えにも効果的です。

(2)美容によい!

豊富なビタミンに加え、納豆に含まれる“大豆イソフラボン”は女性ホルモンに似た働きをするため美肌効果が期待できます。

また、腸内環境とお肌の調子は密接に関係しています。腸内では体内に必要な様々なホルモンを生成しています。ホルモンの生成が減少すると老化が進んでしまいます。納豆菌は腸内の善玉菌の働きをサポートして腸内環境を良くしアンチエイジングに貢献します。つまり納豆汁には美肌効果も期待できます。

ここで納豆汁にしてしまうと、納豆菌が死んでしまうのではないかと疑問に思われる方もいらっしゃるかと思いますが、安心してください。納豆菌は非常にたくましい菌で、胞子を形成するため高温の100度でも低温のマイナス100度の環境下でも生息することができます。つまり料理で加熱しても、冷凍しても大丈夫なのです。

■納豆汁の簡単レシピ

納豆汁がいかに健康に、そしてお肌にいいことがわかったうえで、納豆汁の簡単レシピをご紹介しましょう。作るのはとっても簡単! お味噌汁を通常通りに作り、具も入れて、最後に納豆を加えるだけです。

本来は、納豆をハンドミキサーやすり鉢などでペースト状にすりつぶして投入すると口当たりもよくなるのですが、面倒くさい人は小粒納豆を使えばOKです。混ぜる際、付属の醤油は入れないで大丈夫です。

一緒に入れる具はえのき、なめこなどのきのこ類、豆腐、油揚げなどがおすすめです。

お味噌汁を作るのも面倒くさいという人はインスタントのお味噌汁に納豆を混ぜてから直接入れちゃいましょう。また最近では、お湯をかけるだけのインスタントの納豆汁も販売されています。

納豆汁にすることで独特の納豆臭さも消え、納豆嫌いの子どもでも食べられるかもしれません。

以上、納豆汁についてご紹介しましたが、いかがでしょうか?

作ってみたくなりませんでしたか? 納豆は健康にも美容にもいいことがわかっていても、毎日食べると飽きちゃいますよね。しかし納豆汁にすることによって、毎日お味噌汁を飲む習慣のある人は定期的に納豆を摂取できるのではないでしょうか。

納豆が苦手な方、夏バテしている方、お肌の調子の悪い方、ぜひ納豆汁をお試しください。