床での生活から椅子での生活に変化している現代。膝の負担が減った代わりに、座っている時間が増えることによる様々な悪影響が懸念されています。今回は座りっぱなしの生活による弊害とその対処法を紹介します。

あなたはどれくらい座っている?

あなたは1日にどのくらい座って過ごしているでしょうか。自宅にソファがあって、お仕事もデスクワークなら、8時間〜10時間は座っているということもありますよね。仕事中はどのくらいの感覚で立ち上がりますか? ほとんど立たないということも少なくないのでは。マイカー通勤なら、通勤中も座って運転していることになりますし、自宅でもパソコンを触る人なら、ほぼ座りっぱなしの日があってもおかしくありません。

座りっぱなしの弊害とは

座るのは体が楽に感じますが、長時間の座位というのは首や背中、腰に負担がかかっています。エコノミー症候群にあるように血流も悪くなってしまうので、健康面ではあまり良いといえません。アメリカの研究では、標準体型の男性に3時間座ってもらい、1時間ごとに大腿動脈の機能を測定した結果、わずか1時間の座位で血液を循環させるのに必要な血管の機能が50%も低下することがわかっています。猫背で長く座っていると、過剰なインスリン分泌によって結腸がん、乳がん、子宮がんが発症するリスクが高まるともいわれているのです。

座りっぱなしから体を守るには

お仕事中でも1時間に5分は立って歩きましょう。5分歩くことで血管の機能低下を防ぐことができます。ヘルスケア機能がついた時計や携帯、スマホには、座りっぱなしを感知してスタンドアップを警告してくれる機能もあるようです。立ち上がって首や肩をぐるぐる回したり、足首をゆらゆらしたり回すのも効果があります。これらはお休みの日にまとめてしても効果がありません。座っている間にちょこちょこやらないと意味がないのです。もちろん、座る姿勢も大切。正しい座位ができるクッションを使うなどして猫背にならないように気をつけましょう。

座り続けることでこんなに健康リスクがあるとは驚きました。確かにお尻も痛くなって姿勢が悪くなってしまいますよね。1時間に5分を忘れず、立ち上がることが重要です。お尻に根っこが生えないように気をつけたいですね。


writer:しゃけごはん