素朴で飽きの来ない「ロシアケーキ」(各種194円)は、写真のアプリコット、レーズン、チョコを含め全5種類/村上開新堂

写真拡大

世界に誇る観光地、京都。中でも、歴代天皇が居住した京都御所を含む、広大な国民公園の京都御苑は、緑豊かで静かな雰囲気が漂う憩いの場となっている。近くには、おしゃれなカフェやマンガミュージアムが並んでいるのも魅力的。時間をかけて散策したいエリアで、ゆったりとおいしいグルメも楽しむために、京都御所の周辺で食べたい“必食”の京グルメを紹介しよう!

【写真を見る】昭和初期に建てられた味のある店内/村上開新堂

■ クッキーよりソフトな焼き菓子!

1907年創業の京都の洋菓子の老舗「村上開新堂」。レトロな雰囲気に引き込まれるようにして、訪れる人の多くが買い求めるのが、生地を2層にして焼き上げるクッキーよりソフトな焼き菓子「ロシアケーキ」(各種194円)。クッキーもそろうが、要予約で平均2〜3か月待ちという人気っぷり。また、「寺町バニラプリン」(497円)もおすすめで、濃厚な味わいとなめらかな口溶けがクセになる!

■ 世界的パティスリーとのコラボに注目!

ザ・リッツ・カールトン京都のザ・ロビーラウンジにある「ザ・リッツ・カールトン京都ザ・ロビーラウンジ」。一押しは、パティスリー界のピカソと呼ばれるピエール・エルメ・パリが監修の「コンチネンタル・ブレックファースト」(3417円)で、朝から贅沢なひと時を過ごして、京都御所を巡れば確実の1日になるはず!

■ 町家カフェで味わう、名物かすてら

京町家をリノベートした「然花抄院 京都室町本店」。とろとろで、もちっとした食感の紙焼きかすてらの「然」かすてらは、丹波黒豆を食べ京都で育った鶏の卵を使用した、濃厚な黄身味が特長。セットメニュー「然ノ膳」(1000円〜)でも楽しめるので、京素材の味をゆったりと堪能しよう!

■ 町家を改装した二条通の名物カフェ

天井まで届く大きな本棚が印象的な、町家を改装したカフェ&ベーカリー「Café Bibliotic Hello!」。終日注文OKの「骨付きチキンと野菜のカレー」(1020円)は、鶏肉と旬の野菜の旨味がたっぷり!

■ 和菓子の老舗が作る個性派かき氷

創業から約100年の和菓子の老舗「二條若狭屋 寺町店」。2階の茶房では、5種のシロップで味わえるかき氷「彩雲」(1512円)や、「季節の生菓子とお茶のセット」(972円〜)などが味わえる。ゆっくり過ごすなら平日の午前中がおすすめだ!

【関西ウォーカー編集部】