2日、環球時報によると、オーストラリアで予定されていた毛沢東を記念する音楽会が「混乱が生じる恐れがある」として中止された。写真は公演ポスター。

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2016年9月2日、環球時報によると、オーストラリアで予定されていた毛沢東を記念する音楽会が「混乱が生じる恐れがある」として中止された。海外メディアは「中国人と海外在住の華人の間では毛沢東の評価に依然相違があり、特にオーストラリアの華人社会で顕著ということがここから分かる」と報じている。

シドニーの団体が企画した毛沢東没後40年を記念する音楽会はシドニーとメルボルンの市庁舎で6日、9日に開かれる予定だった。しかし、現地の一部華人が「美化への懸念」を訴え、抗議。公演取り消しを求めるネット上の署名は1日午後時点でおよそ3000件に上り、シドニー市は同日、「混乱が発生することを懸念した」として中止を決めたことを明らかにした。企画した団体も公演に高いリスクが伴うことを認識しているという。また、メルボルンでも市の報道官が中止を表明。中国社会科学院の研究員は「毛沢東の歴史的評価に関し、少数の中国人が異なる見方をしていることは認めるべき。晩年は間違いもあったが、総体的に見れば中華民族の歴史における偉大な人物だ」とコメントしている。(翻訳・編集/野谷)