夜の営みは認知症予防に効くってホント?医師の意見は?

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どんなに仲の良い夫婦でも、年を取ると夜の営みが自然と減り、次第になくなっていくように思える。その一方で、認知症防止など高齢になってからの性行為の効能を説く情報も多く流布している。子供をつくるばかりが性行為の目的ではないはずだ。専門家に意見を聞いてみた。

■「セックス=適度な運動」です

「定期的な性行為は脳を活性化させ認知症予防にもなり、免疫力を高めるので健康維持に一役買っていることは間違いありません。パートナーと末永く性行為を楽しんでいただければと思います」

「40代からの心と体に効く[生涯SEX]のすすめ」(扶桑社)の著書がある浜松町第一クリニックの竹越昭彦院長が話す。子供をつくった後にセックスレスになる夫婦が増えているとされるが、「定期的な夜の営みはするに越したことはありません」と促す。

「定期的な夫婦間のセックスは夫婦関係を良好にするのはもちろんのこと、『セックス=適度な運動』ですので健康にも良く、セックス時のオーガズムは体にとって良いことしか聞きません」(竹越院長)

愛し合っている者同士の性行為がもたらす幸福感、爽快感、リラックス効果を否定する人はいないだろう。

■認知症予防の「コグニサイズ」

厚労省所管の国立長寿医療研究センターが認知症防止のために開発した「コグニサイズ」を竹越院長が紹介する。

名称の由来は「認知(cognition コグニション)」と「運動(exercise エクササイズ)」を組み合せてcognicise(コグニサイズ)だそうだ。竹越院長は「認知課題(脳トレ)をしながら適度な運動をすることが認知症予防に効果的であるということです」と説明する。

それはつまりどういうことなのだろう?

「セックスは適度な運動にもなり、セックス時にオーガズムを感じると脳細胞も活性化することから脳トレの役目も果たします。そう考えるとセックスも充分に認知症の予防になる可能性はあると思います」(竹越院長)

なるほど。そう言われると納得である。

■あとは実践あるのみ!

となれば、あとは実践あるのみ! 竹越院長、アドバイスを!!

「一緒にお風呂に入る。子供がいる夫婦でもたまには祖父母に子供をあずけてデートをしてみる。自宅に子供がいて気になってセックスできないのであればラブホテルを利用してみる。……その程度でしょうか。これは専門外なので申し訳ありません」

無理に答えていただき、こちらこそ申し訳ありません! 中高年に差し掛かったセックスレス夫婦の皆さん、今宵は二人の初めて夜を思い出して盛り上がってみては。

「教えて!goo」では「あなたが歳をとったなぁと実感するのはどんな時?」ということで意見を募集中だ。

●専門家プロフィール:竹越昭彦

1991年、日本医科大学卒業。同大学付属病院及び東戸塚記念病院外科医で勤務し2004年にED治療専門の浜松町第一クリニックを開院。現在首都圏に同グループ医院は7院。著書に「40代からの心と体に効く『生涯SEX』のすすめ」。

(武藤章宏)

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)