満月が近づくと出産数が増えることを東大が解明! ウシの話ですが・・・

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 月の満ち欠けは、いろいろなものに影響を及ぼすらしい。東大の研究グループが、ウシの出産と満月の関係を科学的に初めて解明した。やっぱり満月が近づくと、出産数が増えるのだ。

 産科医やウシの農家は、「満月の頃に出産数が増える」という実感をもっているというが、これが科学的かつ明確に示された報告はない。むしろ人では否定的な結果がいくつも報告されているとか。人は栄養状態や社会環境などによる個体差が大きいため、こうした研究で有効な結論を得ることはとても難しいのだという。そこで東大大学院農学生命科学研究科の研究グループは、ウシを研究。ホルスタインのべ428頭の出産日と月齢周期の関係を調べた。

 すると、満月の前から満月にかけての3日間、ウシの出産数が増加。その変化は、初産牛に比べて経産牛で顕著だった。この研究では原因までは明らかにできていないが、月光によるメラトニン(内分泌腺から分泌されるホルモンで、光を浴びると減少し、暗くなると増える)の分泌変化が関与していると仮説を立てて、さらなる研究を計画している。