31日、日本の中学生が考案した自動ブレーキ付きベビーカーが「全日本学生児童発明くふう展」で内閣総理大臣賞を受賞、特許取得を経て商品化に向け動いていると韓国・世界日報が報じ、韓国で注目を集めている。写真はソウル。

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2016年8月31日、日本の中学生が考案した自動ブレーキ付きベビーカーが「全日本学生児童発明くふう展」で内閣総理大臣賞を受賞、特許取得を経て商品化に向け動いていると韓国・世界日報が報じ、韓国で注目を集めている。

ベビーカーに活用した制御技術で6月に特許を得たのは、愛知県刈谷市立朝日中3年の太田匠郎さん。ブレーキを掛けていなかったベビーカーが駅のホームから転落した一件を知ったことが、開発のきっかけになったという。開発されたベビーカーは、ハンドルから手を離し3秒たつとタイヤにロックが掛かり自動で止まる仕組みだ。

太田さんは3月の受賞後に全国を巡回していたベビーカーを8月29日に地元の刈谷市役所で初めて披露、竹中良則市長は「発想が素晴らしい」と称賛した。太田さんには、すでに数社から商品化に向けた話が来ているという。

この報道を受け、韓国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられているが、中でも多いのが「これが韓国だったら」と仮定するもの。「韓国だったらあの手この手でアイデアを奪い取られそうになってひどい目に遭っただろう」「技術がはした金で買われただろうな」「大企業が協業しようと言ってきて、数カ月もしたら同じ仕組みでちょっと違う製品が知らぬ間に発売される」「どこかの大企業が前から考えてた技術だと言い張って中学生を訴える」など、商品化に関して悲観的な声が目立つ。

また、「勉強もしないで何やってるんだとたたかれるのがオチ」「こんな物は誰でも発明できるからおまえは勉強しろと言われるね」「無駄なことに時間を使うなと両親から叱られる。韓国の子どもたちもいろんな方面に関心を持てるよう親が助けてあげたら、きっと隠れた実力を発揮できるだろうに」と、中学生による発明に注目したコメントも。

一方、「これこそ私が求めてた機能」「いつもこの不便さを肌で感じていただけに、本当にすてきなアイデアだと思う」「さすが愛知県、トヨタ自動車の本拠地だ。こんな子もいるんだね」「基礎科学の分野では韓国は日本の相手にならない」「日本はこうして僕らが知らない所へどんどん進んでいる。これは第4次産業革命の一側面だと思う」などの声も寄せられた。(翻訳・編集/吉金)