敵地で日本撃破のUAE監督「日本はプレスがキツいと伝えていた。これで自信と勢いがつく」

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 大きなアップセットなのか、それとも予定どおりの計画された勝利なのか。「アジア最高のチームの一つ」という日本代表に逆転勝利を収め、アウェーで勝ち点3を獲得したUAE(アラブ首長国連邦)のマハディ・アリ・ハッサン監督は「素晴らしい気分。何も達成したわけではないが、自身のつく結果になった。選手たちのスピリットを称えたい」と記者会見の壇上で笑顔を浮かべた。

 大きな勝利の理由として、「(日本戦を)とても大事な試合と位置づけ、7月から準備をして、この試合に集中していた。選手たちには『日本はプレスがキツい』と伝え、私の指示をすべて実行してくれた。選手たちは本当によくやってくれた。先制された後に取り返せてうれしい。ここで良い結果を出したことで、自信をつけて勢いがつく」と入念な準備に裏付けられたハリルジャパン対策を挙げた。

 試合2日前にようやく全選手が揃った日本に対して、UAE代表は7月からスペインと中国でキャンプを重ねてきた。しっかりと日本を分析し、対策を練ってきたのだろう。その積み上げが結実し、アウェーで大きな白星を得た。決して偶発的に手にした勝利ではないことは指揮官の言葉からも読み取ることができる。

 だが、この勝利にも決して気を緩めることはない。

「まだ何も達成したわけではなく、一つの試合に勝ったに過ぎない。気を引き締めていかなければならない。今度は西に向かうので、時差に対して体は楽です。チームはこの後、すぐに空港へ行く。そこから回復のステップに入りたい」

 4日後にホームでオーストラリアと対戦するUAE代表は、次なるビッグマッチに向けて試合後の深夜便で早々に帰国の途に就いた。