世界に2人のマイスター(左から羽鳥氏、笠原氏)

写真拡大

 全国各地にチェーン展開するケンタッキーフライドチキン(以下、KFC)は、日本人にとって一番口にする機会の多い“からあげ”のひとつだろう。その、からあげをつくっているのが1939年に完成したKFC「オリジナルチキン」。
 
 創業者カーネル・サンダースの精神を忠実に受け継ぎ、知識や調理法を伝承するのが、「オリジナル・レサピー・チキン マイスター」(ORマイスター)と呼ばれるプロフェッショナル。
 
 この称号を持つのは世界でたった2人。KFCが出店する125の国や地域でも日本にしかいない。笠原一樹氏と羽鳥裕昭氏だ。

「冷凍のチキンを店内で揚げているだけと思われがちですが、生肉の品質チェックに始まり、仕込みから揚げ上がりまですべて店舗で手作りしています」(笠原、羽鳥両氏)

 生前にカーネルが来日した際、「私の味を最も忠実に守っているのが日本だ」と太鼓判を押したという逸話も残っている。

※週刊ポスト2016年9月9日号