1日、中国が主導して1月に開業したアジアインフラ投資銀行にカナダが加盟申請を表明したことについて、米ブルームバーグ通信は「中国の外交的な勝利だ」と伝えた。資料写真。

写真拡大

2016年9月1日、環球時報(電子版)によると、中国が主導して1月に開業したアジアインフラ投資銀行(AIIB)にカナダが加盟申請を表明したことについて、米ブルームバーグ通信は「中国の外交的な勝利だ」と伝えた。

同通信は、中国が新たなプラットフォームを建設することで自らの影響力拡大を狙う姿勢に、カナダは「最大の礼をもって答えた」と指摘。主要7カ国(G7)でAIIBに参加していないのは日米だけとなった。AIIBの開業、今月の主要20カ国・地域が杭州で開く首脳会議、10月に予定されている人民元の国際通貨基金(IMF)の特別引き出し権(SDR)の構成通貨入りは、中国にとって記念すべき今年の出来事になったと伝えた。

中国人民大学国際関係学院の王義[木危](ワン・イーウェイ)教授は「中国が国際経済で重要な役割を果たすことが認められた」と指摘。同時に「カナダの加盟表明は米国への失望も表している」と述べた。英紙フィナンシャル・タイムズによると、カナダのAIIB加盟は来年になる見通しだ。(翻訳・編集/大宮)