31日、中国・北京師範大学の男子学生がキャンパス内で起きた性的嫌がらせ事件を1万3000字余りのレポートにまとめ、「事件発生分布図」を作成したことが話題を呼んでいる。

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2016年8月31日、新京報によると、中国・北京師範大学の男子学生がキャンパス内で起きた性的嫌がらせ事件を1万3000字余りのレポートにまとめ、「事件発生分布図」を作成したことが話題を呼んでいる。

「なぜ校内で事件が起こるのか?なぜ被害者は沈黙を選ぶのか?加害者にはどのような特徴が見られるのか?」―。4カ月余りの時間を費やしレポートを発表した中国語学部3年生の康さんは、「自分の大学も含め、多くの大学で警備の参考にしてほしい」と語る。北京師範大学では「大学内で被害にあった」との訴えがたびたび寄せられており、8月18〜25日の1週間だけでネットへの書き込みは5件に上った。康さんは2007年から16年にかけて報告された60件の事件を整理し、発生頻度ごとに色分けした分布図を作成。また、時間帯別、月別の発生状況もまとめた。

康さんのレポートを見た女子学生の1人は「私の周囲でも多くの人が痴漢被害に遭っている。今後はレポートを参考に危険な場所を避けて通るようにしたい」と話す。また、北京市青少年法律研究センターの責任者は、「女子学生は社会経験が相対的に少ない。性に対してもそれほど理解していないことが多く、狙われやすい。一方、学校は外部の人間も入れるため犯罪者に機会を与えてしまう」とコメント。ネット上での反響も大きく、「大学の警備員が注意しているのは自転車の放置問題だけみたい」「大学でこんな事件が起こるとは。校内に入る人間の学生証チェックをした方が良いのでは?」といった声が寄せられている。(翻訳・編集/野谷)