31日、韓国国民の10人に3人が、憲法で保障された基本的権利を侵害された経験があるとの調査結果が出た。写真は韓国の憲法裁判所。

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2016年8月31日、韓国国民の10人に3人が、憲法で保障された基本的権利を侵害された経験があるとの調査結果が出た。韓国・聯合ニュースなどが伝えた。

韓国憲法裁判所が発表したアンケート調査結果によると、回答者6552人のうち1997人(30.5%)が「基本権に対する侵害を受けた経験がある」と答えた。侵害された権利の内訳では、「人間らしい生活をする権利」が609人(侵害された経験がある人の30.5%)で最も多く、「私生活の秘密に関する自由」が543人(27.2%)、「通信の秘密に関する自由」が469人(23.5%)、「集会・結社の自由」が430人(21.5%)と続いた。

しかし、権利を侵害されたと回答した人のうち半数を大きく超える1340人(67.1%)が「憲法訴願審判請求を考えたことはない」と答えている。理由は「むしろ不利益を被りそうだから」(33.2%)、「弁護士選任費用が負担だから」(19.4%)が多い。また、「憲法訴願裁判制度自体を知らない」「憲法訴願審判の請求手続きがよく分からない」との回答は合計で412人(30.7%)に達した。

この結果について、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。

「韓国は上位1%だけが国民であって、残り99%は犬や豚だからね」
「侵害された人はたった3割?」
「自分が基本を守らなければ基本権は保障されない。人間同士でつくった最低限のマナーを守って生きよう」

「私生活の秘密は、芸能人はかなり侵害されてるね」
「たばこの臭いが嫌いなのにしょっちゅう嗅がされるのも権利の侵害では?頼むからたばこは隅っこに縮こまって吸って!」
「ささいな告訴や告発が多過ぎて重要案件の処理にまで支障を来すような国民性だよ。憲法訴願で憲法裁判所の機能までまひさせる気か?」

「食べていくのもつらいのに、基本権がごはんを食べさせてくれるわけじゃあるまいし」
「これはどこの国でも同じことでしょ」
「義務を知らず、自由と権利ばかり求める無知な人たち」
「基本権の侵害経験なんて、どうせ何かムカついたってだけで『はい』と答えてる人がほとんどだよ」(翻訳・編集/吉金)