ラインを割った手応えのあった浅野は、ゴールをアピールするも認められず…。日本は大事な最終予選初戦を落としてしまった。 写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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【ロシアW杯アジア最終予選】日本1-2UAE/9月1日/埼玉スタジアム2002
 
 1-2と1点ビハインドで迎えた77分、途中出場の浅野拓磨は“中東の洗礼”に見舞われた。
 
 右SBの酒井宏樹が上げたクロスを本田圭佑が折り返し、ゴール前で浅野に決定機が訪れる。背番号18が左足で放ったシュートは、相手DFに当たって軌道が変わり、ゴールラインを割った、はずだった。しかし――。
 
 アブドゥルラフマン・アルジャシム主審の判定は、ノーゴール。浅野の得点は「幻」に終わった。
 
 改めて映像で振り返っても、ボールは明らかにゴールラインを超えており、浅野も“疑惑のシーン”を「入ってたかなと思った」と振り返る。ただ、すぐさま「自分の中でもミートはしていなかった」と反省の弁を続けた。
 
「審判を見ても、ゴールと言ってなかった。自分がしっかりミートしていれば、ネットを揺らしてゴールにできたと思う。自分の技術のミスかなと思います」
 
 大事なワールドカップ初戦で黒星を喫し、「必ず勝たないといけなかったので、(試合を)落としてしまったことは本当に悔しい」と肩を落とした。
 
 なお、日本代表は試合後、マッチコミッショナーに対し、「ゴールラインの件」(協会関係者)で抗議の書面を提出している。
 
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)

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