去る8月28日は「女性がお胸をさらけ出す日」だった! 女性だけが乳首を隠さなければならない風潮に疑問を投げかける日『ゴー・トップレス・デー』

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みなさんは、2016年8月28日に何が起こっていたかご存じだろうか? 世界各国で、多くの人がお胸をさらけ出して街を練り歩いたというのだ!

お天道様の下、老若男女が上半身裸となり、満面の笑顔でパレードを行ったのである。その背景には、「なぜ女性だけが乳首を隠さなければならないのか?」と世に問いかける目的があるようだ。

・なぜ女性だけが乳首を隠さなければならないのか?

近年、「乳首は性器ではない。なぜ女性だけが、乳首を隠さなければならないのか?」との疑問から、女性がトップレスになる権利を訴える活動が盛んになっている。今回行われた『ゴー・トップレス・デー(Go Topless Day)』もその一貫だ。

2016年8月28日に、アメリカや南アフリカ、韓国、ペルー、イギリスなど世界中で行われたという『ゴー・トップレス・デー』。過去何年にもわたって、8月26日「女性平等の日」に最も近い日曜日にお祝いされてきたそうだ。

女性が公の場で上半身裸になることが違法とされている国や地域では、乳首を隠した状態で開催されている。

・参加者の様々な思い「私の体は犯罪ではない」

特に盛り上がりをみせたのは、ニューヨークやロサンゼルスだ。今年で9回目となるニューヨークでは、数百人の男女が参加。

「トップレスでいることが大好きだけど、その状態で外に出ると大騒ぎになるのが本当に嫌。男性の上半身裸が問題ないなら、女性だって問題ないはず」(19歳女性)、「女性が上半身裸になることは、(ニューヨーク州の)法律で禁じられていない。そのことを世の女性に知ってもらいたい」(70歳女性)など動機は人によって様々だ。

一方のロサンゼルスでは、50人ほどの男女が上半身裸になり、「女性にもトップレスの権利を」と書かれたお胸の形をした巨大バルーンと一緒に公道を歩いたもよう。「私の体は犯罪ではない」など思い思いの主張が掲げられ、なかにはブラジャーを着けてパレードに参加する男性もいたとのことだ。

・力強いムーブメント

『ゴー・トップレス』の主催者ナディーン・グレイさんは、このイベントを通じて、女性のお胸を目にしても人々が驚かなくなる世の中を実現したいと話している。海外メディア『Metro』は、次のような彼女の言葉を紹介していた。

「このムーブメントには、20世紀に女性の参政権が認められたときと同等の力強さがあります。女性のトップレスは、他者の性欲を刺激するかもしれません。でも性欲を刺激することは、違法行為ではありません」

・パレードに対する反応は様々

ただ、公の場で女性がお胸を出す行為はまだ一般的ではないので、パレードに遭遇して驚いたり、困惑する人もいたと報じられている。なかにはトップレスに反対する団体や、上半身裸の女性たちを性目的で撮影しようとする観衆もいたそうだ。

しかし参加者の多くが上半身裸になる自由を楽しんだようで、パレードは和やかな雰囲気に包まれていたとのことだ。

2016年6月にはイギリスでも、同様のイベントが行われている。このままいけば、女性の上半身裸スタイルが当たり前になる日がくるかもしれない。

参照元:GoTopless、Metro、NY Daily News(英語)、Facebook
執筆:小千谷サチ

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