31日、中国である女子生徒が入学予定の大学と名前のよく似た別の大学で入学手続きを行ってしまい、大学側もそれを受け付けていたことが分かった。

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2016年8月31日、羊城晩報によると、中国である女子生徒が入学予定の大学と名前のよく似た別の大学で入学手続きを行ってしまい、大学側もそれを受け付けていたことが分かった。

広西チワン族自治区玉林市の廖(リャオ)さんは8月29日、9月から通う予定の「広西商貿技工学校」に入学手続きに向かった。ところが、最寄り駅から乗ったタクシーの運転手が、廖さんを誤って「広西南寧商貿学校」に送ってしまった。廖さんは入学通知を受け取ってからネットでだいたいの場所を確認していたものの、同校には一度も訪れたことがなかったため気づかずに手続きへ向かった。

廖さんは受付で4000元(約6万2000円)余りの学費の支払いを求められたが、記憶では手続きに費用は必要なかったはず。そう思いながらも、大学に「800元(約1万2500円)しか持っていない」と告げると、大学側は「とりあえず800元を払って、残りは後でかまいません」と言い、領収書を書いて渡した。

何かがおかしいと思った廖さんは、ここで初めて大学の看板を確認しに行くと、やはり自身が通う予定の「広西商貿技工学校」ではなかった。廖さんはすぐに受付に引き返し、返金してほしいと頼んだ。ところが、大学側は「すでに処理してしまったので翌月まで返金できない」と言い、あろうことか「この学校も悪くないですよ。学部もすべて同じですし。ここで学んでも同じことです」と言ったという。もちろん、廖さんは拒否して食い下がったが、結局返金してもらえず。そのまま同校を出て、「広西商貿技工学校」へ向かい入学と入寮の手続きを行った。

この騒動は中国版ツイッターでも大きな話題となり、ネットユーザーからは、「こんなことってあり得るのか?」「つまり、この大学には誰でも入れるってことだね」「絶対ロクでもない大学。だから定員割れしてたんだろう」「なんだよ。これを知ってたら入学手続きの時に“間違って”清華大学(中国の一流大学)に行ったのになあ」といったコメントが寄せられた。

結局、大学側は翌30日に廖さんに800元を返金した。記者が大学側に「なぜすぐに返金しなかったのですか?」と尋ねると、担当者は「返金することは約束したが、廖さんの態度が悪かった」と説明。「どのように悪かったのですか?」と聞くと、言葉を濁した。また、「廖さんの入学通知を確認した時点で、この学校に入学予定ではないことはわかりますよね?なぜそのまま手続きをしたのですか?」という問いにはノーコメントだった。(翻訳・編集/北田)