31日、参考消息網によると、中国が自主開発した初の国産空母に関し、韓国紙が「予想を超える建造速度」と指摘している。写真は大連船舶重工集団。

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2016年8月31日、参考消息網によると、中国が自主開発した初の国産空母に関し、韓国紙が「予想を超える建造速度」と指摘している。

中国中央軍事委員会の張又侠(ジャン・ヨウシア)委員が8月初旬、大連船舶重工集団の建造現場を視察した。この時の画像には船体がほぼ完成している空母の姿が映し出され、「指令部」となる艦橋も工事終了が近いことが判明。韓国・中央日報は30日の記事で軍事専門家による「国産空母は年末には進水する。そこから実戦配備までには恐らく2〜3年が必要」との見方を紹介し、1年前に明らかになった衛星画像と比べて「予想を大幅に超えるスピード」と伝えた。

同紙によると、ある軍事消息筋は「大連の空母は英国のクイーン・エリザベス級空母と同レベルの戦闘力を持つ」と推測しており、「長さは約300メートル。最大排水量は6万5000トン前後で、航行時速は46キロ以上」と説明、搭載能力は24〜32機の殲15を含めて40〜50機に上るとの考えを示した。また、南シナ海が主な活動海域になるとの見方もあり、韓国の専門家からは「30機以上の戦闘機が飛び立てる空母が海域に入れば、南シナ海情勢は現在とまったく異なるものになる」との意見が出ている。

中国は空母の建造に加え、その運用能力向上に向けたパイロットの養成にも力を入れている。さらに、2011年から毎年15隻以上という世界に前例のないスピードで護衛艦、揚陸艦など大型の軍艦を建造。中国の軍事専門家は「艦船の数、排水量などで海軍の戦闘力を量ると中国は日本を大きく引き離した」と述べている。(翻訳・編集/野谷)