ヴェルニゲローデは、ドイツのザクセン=アンハルト州のハルツ山の麓に位置している小さな街。

街には保存状態の良い古い家々、とんがり屋根の市庁舎、山の上にそびえるヴェルニゲローデ城など、小さい街には多くの魅力が詰まっています。

通りにはカラフルで可愛らしい木組みの家が並び、散策が楽しい街ヴェルニゲローデ。土産物屋や衣料品店などが並ぶメインストリートを歩いていくと、やがてマルクト広場にたどり着きます。

マルクト広場でまず目に入るのが、この街のシンボル的存在である市庁舎です。オレンジ色の壁、尖った屋根の形など、とても可愛らしくて絵本の世界からそのまま出てきたかのようです。

木組みの部分に一体ずつ聖人や大道芸人の像がいたり、軒下の壁の画も全て異なっていたりと、可愛いだけではなく細かいところまで非常に凝った作りになっています。

マルクト広場を囲むようにして立っている木組みの家々では、どこも一階部分がカフェやレストランが入っており、日中はとても賑やかです。市庁舎を眺めながらゆっくりカフェタイムなんてのも良いですね。

市庁舎に向かい合って建つ、白い壁にピンクのゼラニウムが美しいこちらの建物はホテルになっています。窓から眺める夜の市庁舎は素晴らしいでしょうね。

広場から南東に歩いていくと、家がそのまま傾いているシーフェス・ハウスが見えてきます。この家はかつて水車小屋でしたが、水路の水が家の地盤を壊してしまったためこのように傾いてしまいました。現在内部は博物館になっています。

シーフェス・ハウスの前には花時計があり、ここは街の中を巡回するミニSLの発着所にもなっています。このミニSLは山の上にあるヴェルニゲローデ城へも行くので、城へ行きたい時はSLを利用すれば山道を登らずに済みます。

更に進んで行くと、この街で一番小さな家クラインステ・ハウスにたどり着きます。軒高4.2メートル、間口2.95メートルの小さな家は、まるで小人が住んでいるかのようです。中を見学する事もできますよ。

これほど古い木組みの家々が保存状態も良く残っているのは、ドイツの中でも珍しいことです。それぞれの家で色使いが異なり、街全体がカラフルになっています。

ヴェルニゲローデは魔女伝説とのゆかりも深く、魔女が宴会を行うという伝説のあるブロッケン山頂へ行くSLの発着駅にもなっています。こんな可愛らしい街と魔女とは意外な組み合わせですよね。

ドイツの古い街並みがこれでもかというほど存分に味わえるヴェルニゲローデ。一度足を運んでみて絵本の中にいるような気分をぜひ味わってみてください。

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