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クレジットカードを作る際には、ポイントの使い道まで考えておくことが大切だが、入会時に使い道を想定していたとしても、いつライフスタイルが変化するかわからない。たとえば、最寄りのコンビニで使えるポイントを貯めていたとしても、引っ越しや閉店などで最寄りのコンビニが変わることもあるだろう。今回はそうした変化にも対応しやすい、ポイント交換サイトと連動したカードを紹介したい。

ポイント交換サイトとは、提携するさまざまな種類のポイントをサイト独自のポイントに交換でき、サイト独自のポイントをまた別の種類のポイントやマイル、現金、電子マネー、商品券などに交換できるサイトのこと。サイトによってはネットショッピングの際に経由することでポイントが貯まるポイントモールの機能を持っていたり、アンケートや資料請求などでポイントを貯めたりすることもできる。

■NetMile Premium Card

ポイント交換サイト「ネットマイル」と提携した「NetMile Premium Card」は、カード利用に応じて同サイトのマイル(mile)が貯まる。1mile=0.5円相当で、毎月のショッピング利用合計額100円につき1mile、さらに年間利用額に応じてボーナスマイルも貯まる。

この「年間利用マイル」は毎年1〜12月で計算され、年間50万円以上利用の場合は1万mile、100万円以上なら2万4,000 mile、150万円以上なら3万8,000 mile、200万円以上なら5万2,000 mile、年間250万円以上なら6万7,500 mileとなる。そのため、毎月の利用での還元率は0.5%だが、年間利用マイルを合計すると50万円利用時で最大1.5%、250万円利用時なら最大1.85%の高い還元率で利用できる。

ネットマイルは航空会社や銀行の交換先が豊富なことが特徴で、7社の航空マイル、7つの銀行へのキャッシュバックにマイルを交換できる (いずれも100〜300 mileの交換手数料が必要)。また、Amazonギフト券への交換は手数料無料で、198 mileが100円分となるので、この場合は1 mile=0.505円相当。マイルの有効期限は最終獲得日から1年なので、使い続けている限りは、実質無期限で利用できる。

「NetMile Premium Card」の年会費は2,160円。初年度は無料で、年間10万円以上利用すると次年度も無料となる。なおカード到着後3カ月以内の利用額に応じて、カード利用代金に充当できる「Jデポ」がプレゼントされる入会特典もある。3カ月以内に5万円以上利用ならJデポ2,000円分、7万円以上利用なら3,000円分、10万円以上利用なら5,000円分。ある程度利用の目処を立ててから申し込むといいだろう。

■Extreme Card

「Extreme Card」はカード利用に応じて「Extreme Cardポイント」が貯まり、毎月のショッピング利用合計額1,000円につき10ポイント。2,000ポイント単位で利用でき、ポイント交換サイト「Gポイント」の3,000ポイントに交換できる。Gポイントは1ポイント=1円相当なので、カードの還元率は1.5%だ。

Gポイントからのポイント交換は、航空マイルの場合は4社から選べ、特にANAやJALのマイルには30Gポイントから交換できて使いやすい(ANAは10月15日、JALは10月31日まで期間限定で10Gポイントから交換可)。3つの銀行へのキャッシュバック、EdyギフトID、nanacoポイント、WAONポイント、Suicaポイントなど電子マネーへの交換も選択肢豊富だが、交換先によっては一部5〜10%の手数料が必要となるので、dポイント、WALLET ポイント、ビックネットポイントなど、手数料不要で交換できるものを選ぶと効率がいい。また、iTunes Digital Codeへの交換は手数料無料で、490Gポイントが500円分となるので、この場合は1Gポイント=1.02円相当。レコチョク うたコードなら240Gポイントが250円分となり、こちらは1Gポイント=1.04円相当となる。

「Extreme Card」の年会費は3,240円。初年度は無料で、年間30万円以上利用すると次年度も無料。入会特典として、もれなく2,000円分の「Jデポ」のプレゼントもある。「Extreme Cardポイント」は有効期限が2年となっているが、Gポイントの有効期限は最終ポイント増減日から1年間なので、一度交換してしまえば、あとは実質無期限で利用できる。

■ECナビカードプラス

ポイントサイト「ECナビ」のクレジットカード「ECナビカードプラス」は、カード利用に応じて「ECナビマイル」と「ECナビポイント」の2種類が貯まり、ECナビマイルは月合計1,000円につき2マイル、ECナビポイントは半年間の合計1,000円につき10ポイント。ECナビマイルは200マイルから100マイル単位でECナビポイントに交換でき、1マイル=50ポイント。ECナビポイントはAmazonギフト券、iTunesギフト、同グループのポイント交換サイト「PeX」のポイントに交換でき、ECナビポイントとPeXのポイントは等価交換となる。

PeXは1ポイント=0.1円相当なので、同カードの還元率は1.1%となるが、カードの年間(毎年4月から翌年3月)利用額が100万円以上になると400マイル(=2万ポイント)をボーナス加算。合計すると最高1.3%還元で利用できる。

PeXのポイントは、ほぼすべての銀行へのキャッシュバックに交換できるが、いずれも1回の交換につき500〜2,000ポイントの手数料が必要。そのほかに5社の航空マイル、各種電子マネー、時価でビットコインにも交換できる。Amazonギフト券への交換は手数料無料で、990ポイントが100円分となるので、この場合は1ポイント=0.101円相当。1万3,000ポイントでイオンシネマの映画鑑賞券にも交換でき(現在メンテナンス中、今後再開予定)、こちらは通常1,800円相当と考えると1ポイント=0.138円相当になる。

「ECナビカードプラス」の年会費は1,620円。初年度は無料で、年に1回でも利用すれば次年度も無料。入会特典として、もれなく2万ポイント(ECナビポイント)のプレゼントもある。ECナビマイルの有効期限は最長2年、ECナビポイントの有効期限は最長1年3カ月だが、PeXに交換後は有効期限が最終ログインまたは最終獲得日から1年となるので、一度交換してしまえば、あとは実質無期限で利用できる。

以上、3枚のカードを紹介したが、いずれも還元率が高く、メインカード向き。また、各ポイント交換サイトは、不定期に交換率がアップするキャンペーンを行っているので、そのタイミングを狙ってポイントを交換すれば、さらに還元率をアップすることも可能だ。上手に活用して、ポイントの価値を最大限高めよう。

(※クレジットカードの用語などは以下を参照)

『シーンで選ぶクレジットカード活用術 (1) 最低限知っておいてほしい基礎知識』

※本記事で紹介したサービス内容は、消費税率8%を前提とした更新日時点の情報です。また、各サービスには一部対象外となるケースがあります。ご利用の際は公式サイトなどで最新の情報をご確認ください。
<著者プロフィール>

タナカヒロシ(ライター・編集者)

普段は音楽やエンタメ関係の仕事が多いが、過去に勤めていた会社の都合でクレジットカード本を作ったことをきっかけに、クレジットカード、電子マネー、ポイントなどに詳しくなる。以降、定期的にクレジットカードのムック本を編集・執筆。3月7日発売の『最強クレジットカードガイド2016 本当にトクするカードの選び方・使い方=写真=』(角川マガジンズ)では、編集統括および記事の大部分を執筆している。

(タナカヒロシ)