1日、スパイ容疑で中国当局が中国系の米国人女性を起訴した問題で、女性の夫が容疑を否定した上、米政府に対して中国への強硬姿勢を求めていることが分かった。資料写真。

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2016年9月1日、スパイ容疑で中国当局が中国系の米国人女性を起訴した問題で、女性の夫が容疑を否定した上、米政府に対して中国への強硬姿勢を求めていることが分かった。女性は米国在住の中国人にスパイ活動に加わるよう呼び掛けた疑いが持たれており、中国を訪れた際、当局によって拘束されたと伝えられている。環球時報が伝えた。

ロイターによると、中国外交部は先月30日、スパイ容疑でこの女性を起訴したことを明らかにした。この件で米紙ニューヨーク・タイムズの取材を受けた女性の夫は「オバマ大統領は中国の指導者にこの件を切り出してほしい」とコメント。また、「この件は本人だけの問題ではなく、ある意味、米国政府に向けたものだ」とも語った。同紙は「米中は一連の出来事で緊張関係にある」として南シナ海問題や中国側のビジネス・投資障壁、人権問題を列挙、「女性の起訴が緊張をいっそう高める」との見方を示した。

なお、中国当局は日本人についても15年5月からの1年間だけで4人をスパイ容疑で逮捕している。(翻訳・編集/野谷)