日整連・マイカー点検キャンペーンのキャラクター、てんけんくん

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マイカーを自主的に点検・整備して自動車事故を防ごう――。一般社団法人日本自動車整備振興会連合会(日整連)は、毎年9月1日から10月31日までの2か月間、「マイカー点検キャンペーン」を全国で展開している。

2016年のスローガンは「変わる世に 変わらぬ安心 マイカー点検」。各都道府県自動車整備振興会で各種イベントを開催し、マイカーの無料点検、自動車に関する相談受付、キャンペーン・ツールのプレゼントなどを行う。

日常点検はドライバーでもできる

自動車検査登録制度(いわゆる「車検」)は、一般の自家用車の場合、初年度は購入の3年後、以降は2年ごとの検査を義務づけている。車検に通っていない車で公道を走ると罰則の対象となる。

さらに道路運送車両法等では、12か月ごとの「定期点検整備」や、日ごろドライバーが行う「日常点検整備」の2つの点検を義務づけている。

日整連がまとめたハンドブック「My Car Hand Book 〜 知って納得!クルマの点検・整備 〜」では、冒頭で「クルマの点検というと整備工場に依頼するものを想像しますが、ユーザー本人が手軽に行える点検もあります」と説き、そのやり方を詳細にアドバイスしている。ただし最近の車はコンピュータ制御されており、素人では手に負えない部分が増えている。日常点検や運転時に「おやっ!?」と感じる違和感があれば、やはりプロの整備士に頼むべきだろう。

ところで、2015年に自動車メーカーから報告があり、国土交通省が公表している「自動車の事故・火災情報の統計結果」によると、同年に発生した事故は318件で、火災は1313件だった。装置別の事故・火災情報件数は、原動機が21.7%件で最も多く、次いで電気装置が12.8%、制動装置が11.6%だった。きちんと整備していれば、防げたトラブルは少なくない。

たとえば燃料ホースなどに亀裂が生じると、燃料漏れからの車両火災につながることがある。また、ブレーキランプが切れてしまうと、後続車との追突事故によって、他の車も巻き込むリスクがある。

人間が定期検診を受けることで病気を早期に発見できるように、車も定期点検を行うことで異常を見つけられ、重大なトラブルを回避することができる。