痩せやすい体の鍵は、代謝の良さが握っているといっても過言ではありません。なかでも、安静時に使用されるエネルギー“基礎代謝”の高さは、注目すべきポイントです。

また、この基礎代謝ですが、筋肉はもちろん、実はそれ以上に肝臓による消費量が多いということをご存じですか。つまり、基礎代謝の高さ=肝臓の健康と関係があるということ。

そこで今回は、ヨガインストラクターでビューティーフードアドバイザーの筆者が、肝機能を高めるための生活習慣についてお話していきたいと思います。

■1:糖質は極端に制限しない

近頃、流行りの「糖質制限ダイエット」。米や麺類、パンなどの炭水化物の摂取を減らすもしくは、摂らないダイエット法なのですが、極端に行うと“低栄養性脂肪肝”の引き金になり、肝機能を低下させる恐れがあるのです。

とは言っても、糖質の摂り過ぎもまた脂肪肝の原因になることは、皆さんご存じのことでしょう。炭水化物は減らし過ぎず、摂り過ぎない……、適量を意識しましょう。

■2:緑茶を飲む

肝機能の低下=アルコールの摂取が原因だと思われがちですが、それだけではありません。ストレスや喫煙によって発生する活性酸素もまた、影響を与えます。

緑茶に含まれるカテキンは、そんな活性酸素を除去するのに効果的。ドリンクを飲むとき、水やコーヒー、紅茶が多いという方は、緑茶もぜひ取り入れてみてください。

■3:肝機能を向上させる栄養素を摂る

肝機能向上に効果的だとされる栄養素は、下記のとおり。

(1)クルクミン

肝臓の解毒機能を高める、胆汁の分泌を促進することで、肝機能全体を向上させる。

(2)オルニチン

肝臓の細胞内でアンモニアを解毒するオルニチンサイクルを構成するオルニチン。その働きを活発にすることで、肝臓のさまざまな機能を助ける。

(3)タウリン

肝細胞の再生を促し、肝臓を正常な状態へと導く。

これらの栄養素はサプリメントで補っても良いのですが、「サプリメントはあまり……」という方は、ウコンやしじみ、エノキタケ、魚介類などから摂取するのも良いでしょう。

■4:ヨガのポーズで血行を促進させる

血行を促進させることは、内臓の活性化につながります。特に、逆転のポーズは血行促進だけでなく、消化を促進するのにも効果的です。

【ピラミッドのポーズ・プロセス】

(1)両足を大きく開いて立ち、つま先を正面に向ける。

(2)両手を腰にあてたら、息を吸いながら背筋を伸ばす。

(3)息を吐きながら上半身を前に倒して両手を床につき、バランスが取れたら両手で左右の足首をつかんで5呼吸(鼻呼吸)キープ。

(4)息を吸いながらゆっくりと元の姿勢に戻る。

余裕があれば、上記の写真のように両手を背中で合掌して、胸をグッと開いても良いでしょう。

以上、基礎代謝と深い関係がある肝機能を高める生活習慣をご紹介しました。

「運動しているのに、なかなか痩せない」とお悩みの方は、肝臓の健康も意識した習慣を取り入れることで基礎代謝が上がり、痩せやすい体にも近づけます。4つの良習慣を心掛けてみてくださいね。

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