腸活はスイーツで!乳酸菌スイーツを手作りしてみよう

腸内をいかにきれいにするかが、健康やダイエットのカギをにぎっている。きっと今、多くの人が、すでに乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を腸内に取り入れるよう意識しているのではないだろうか。

最近では、ヨーグルトや漬物などのほかにも、乳酸菌チョコレート、乳酸菌パンなど乳酸菌入りのスイーツがぞくぞく登場している。このような中、手作りで乳酸菌スイーツを楽しみながら腸活をするのも良いのではないだろうか。そこで、乳酸菌の効果や乳酸菌スイーツの簡単レシピを発酵食品に詳しい専門家に聞いてみた。

■やっぱりすごい乳酸菌の効果

腸活はスイーツで!乳酸菌スイーツを手作りしてみよう

乳酸菌は、腸内で働く善玉菌の種類の一つ。果たして、どんな効果があるのだろうか? 発酵食料理教室を主宰する笠原 奈津美さんに、知っているようで知らない乳酸菌の効果を聞いた。

「乳酸菌には、整腸作用・免疫力アップ・コレステロールの低下などの効能があります。

近年、注目されている『植物性乳酸菌』は、従来のヨーグルトや乳酸発酵飲料などの『動物性乳酸菌』と比べ、栄養成分の少ない環境や高塩分などの過酷な環境下でも生育することができます。胃酸にも抵抗力があるため、胃での生存率が高く、腸管にまで到達し、生き残る数が多いので、より健康維持効果が注目されているのです。

植物性乳酸菌は、味噌・醤油・甘酒・酒粕・酒・漬け物・納豆など、日本人が昔から日常的に食べてきた発酵食品や発酵調味料に豊富に含まれています」

腸活はスイーツで!乳酸菌スイーツを手作りしてみよう

■手作りの乳酸菌スイーツの魅力とは?

乳酸菌といえば、ヨーグルトや納豆、漬物などの発酵食品が定番だった。しかし、腸内環境を整えたいニーズが増えたのか、今では乳酸菌入りのチョコレートやシフォンケーキ、アイスクリームなど、「乳酸菌スイーツ」と呼ばれるジャンルが台頭。

そんな乳酸菌スイーツは、自分で手作りすることもできる。笠原さんは、手作りの魅力をこう語る。

「乳酸菌チョコレート、乳酸菌パンなど乳酸菌入りのスイーツは、手軽に乳酸菌が取れるという点では魅力的かもしれません。しかし、乳酸菌の含有量以上に、砂糖・油・食品添加物が入っているということも念頭に置かなければなりません。

一方、手作りのスイーツは安心・安全です。シンプルな材料で作るスイーツならば、小さなお子さんにも安心して食べさせることができます。

実は、口から入った乳酸菌は数日で体外に排出されてしまうため、毎日食べることが大事です。基本は、日本人が昔から食べてきた発酵食品や発酵調味料、お米を中心とした食事から乳酸菌を摂り、甘酒や酒粕などを使った手作り乳酸菌スイーツも楽しみつつ、日々、継続していくことが大切です」

■乳酸菌スイーツを手作りしてみよう!

そこで、乳酸菌を楽しく、おいしく継続していくために、手作りの乳酸菌スイーツのレシピを教えてもらった。植物性乳酸菌の入った、「酒粕」や「甘酒」を使ったスイーツ「発酵ビューティーボール」だ。

【発酵ビューティーボール(ビター)】

発酵ビューティーボール

<材料:約15個(直径1.5cm)>
ミックスナッツ(アーモンド、くるみ、カシューナッツ等)…90g
酒粕(なるべく醸造アルコールが入っていないもの)…10g
白ごま(すりごまでも可)…小さじ1
塩…少々
レーズン…40粒程度
甘酒…大さじ3
ココアパウダー(無糖)…適量
●甘めにしたい場合は、甘酒の代わりにメープルシロップを使用

<作り方>
(1)フードプロセッサーに、甘酒とココアパウダー以外の材料を入れ混ぜる。
(2)(1)に甘酒を加えてさらに混ぜる。
(3)手で1.5cmのボール型に成形し、ココアパウダーをまぶして完成。

とても簡単にできる手作りの嬉しい乳酸菌スイーツ。これをきっかけに、さまざまな乳酸菌スイーツを手作りして、腸活をもっと楽しんでみるのもいいかもしれない。

監修/笠原 奈津美さん

埼玉県出身。立教大学卒。白血病を患ったことをきっかけに「食」の大切さに気づく。〔社〕日本インナービューティーダイエット協会にて、体の内側から美しくなるための料理を学び、東京にて料理教室を主宰する。2015年に香川県へ移住。高松市内にて発酵食料理教室「ふんわり糀家(こうじや)」を主宰。少人数のプライベートなレッスンは全国から申し込みがあり、2か月先まで満席。
http://funwari-koujiya.net/

取材・文/石原亜香利