意外においしい!非常食が食べられる防災カフェに行ってみた

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9月1日は防災の日。地震や豪雨などをはじめとした自然災害はいつ起きるか分からない。明日突然襲ってくるかもしれないのだ。頭の中ではそう思っていても、日々その可能性を感じながら生活するのはなかなか難しい。

筆者はかなり意識が低い方で、災害時に役立つ食糧や防災グッズなどを家に備えるのも、「いつかやらなきゃなー」と思いつつ、ついついサボってしまっている。

そんな自分に喝を入れるために、大阪北区にある防災カフェ「カフェ プラス」をたずねた。

■非常食が食べられるカフェ

「カフェ プラス」は防災士・坂本真理さんによる防災情報のPR団体「プラス防災」が運営するカフェである。防災に関する情報を日常の延長として知ることができるスペースという主旨のもと、今年2月にオープンした。

店内ではコーヒーやケーキなど、一般的なカフェメニューのほか、防災用の非常食を食べることができる。「パンの缶詰」、「備蓄用コッペパン」などが並ぶメニューの中から、「備蓄用おにぎり 醤油味」と「アルファ化米」を注文してみた。

先に食べたのは「備蓄用おにぎり 醤油味」だ。

3年保存可能なおにぎりで、パックの中にビニールに包装される形で入っている。海苔はなく、お米だけのおにぎりである。

早速食べてみると、お米の食感が予想以上にふっくらしているのに驚く。コンビニ等で売られているおにぎりに比べると少しだけ弾力が弱い気がするが、じゅうぶん美味しいレベルだ。ほんのりと醤油味がついており、そのままで美味しく食べられる。

次に食べたのがアルファ化米だ。アルファ化米とは、一度炊いたご飯を乾燥させたもので、これにより長期保存が可能になる。今回食べたのは「マジックライス 保存食『白飯』」という商品名のもので、袋の中に水を入れて60分、熱湯を入れて15分で食べられる状態になる。なんと、今回は防災士・坂本さんのおすすめの食べ方である、温めた野菜ジュースを注ぐという食べ方を試してみることに。

待つこと15分。パックをあけてみると、ケチャップライスのような色合いのご飯ができあがっていた。

野菜ジュースとご飯って合うのかな……と少々ドキドキしながら食べてみたが、意外なほどに相性が良い。どことなくチキンライスに似ている感じもする。このままでも十分食べられるが、塩・コショウを振ってみると味がより引き締まって美味しくなった。ちなみにこの調理法は坂本さん自身が思いついたものだとか。ビタミンや食物繊維なども取ることができ、非常時にも効率的なレシピだ。

■どんな防災グッズを揃えておくべき?

「カフェ プラス」では「備蓄用おにぎり」や「アルファ化米」の他にも色々な非常食が販売されており、お店で食べていくことも持ち帰ることもできる。坂本さんが実際に食べて美味しいと思ったものだけを並べているそうで、まさにお墨付きの品々なのである。

備蓄用のパン、あたためずに食べられるカレー、アレルギー対応の肉じゃが缶詰など、非常食にはこんなにバリエーションがあるのかと驚く。

坂本さんに特におすすめの防災グッズについて伺うと、「非常時・災害時栄養補助食品」というサプリを紹介してくれた。

これは各種ビタミンや鉄、亜鉛、銅などの栄養成分を配合したスティックタイプの顆粒のサプリメントで、1日1包で7日分が入っている。災害にあって避難を余儀なくされた場合などに、特に発生から数日の間は食糧の供給が十分でなく、炭水化物中心の食生活に陥りがちだという。お腹が満たされれば良いと思って偏った食事を続けていると、必要な栄養素が摂取できず、病気などのリスクも発生してくるのだとか。

「カフェ プラス」ではアレルギー対応の肉じゃが缶詰が販売されている。炊き出しなどで食糧が配布される場合、アレルギーを引き起こす食材が使われてないとは限らない。アレルギーを持っている人は、自分が食べられる非常食を確保しておく必要があるとのこと。このように、自分や家族の食の好み、食べられるもの食べられないものにあわせた備えをしておくことも重要である。

店内には防災関連の書籍も多数置かれており、ゆったり食事を楽しみながら防災に関する知識に触れられるようになっている。「カフェ プラス」に来ることができない遠方の方も、9月1日の防災の日をきっかけにいつもより少し具体的に防災について考えてみてはいかがだろうか。

「教えて!goo」では、「どんな防災グッズを揃えていますか?」への回答を募集中だ。

【店舗情報】カフェ プラス
住所:大阪市北区本庄西1-13-8
営業時間:10:00〜18:00
定休日:日曜・祝日

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)