世界では小型ジェット機(リージョナルジェット)市場の拡大が有望視されており、中国もその市場を狙っている。中国はすでにARJ21と呼ばれるリージョナルジェットの開発に成功しており、中国の成都航空がすでに運航を行っている。(イメージ写真提供:123RF)

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 世界では小型ジェット機(リージョナルジェット)市場の拡大が有望視されており、中国もその市場を狙っている。中国はすでにARJ21と呼ばれるリージョナルジェットの開発に成功しており、中国の成都航空がすでに運航を行っている。

 中国メディアの微信はこのほど、ARJ21が6月28日に初就航してから2カ月が経過し、のべ2855人の利用客を乗せて52回のフライトを行ったと紹介。さらに、利用客からはARJ21の機内の快適さを高く評価する声があがっていることを伝えている。

 ARJ21は中国商用飛機有限公司が開発したリージョナルジェットであり、座席数78-90で航続距離は2225-3700キロメートルだ。中心都市と地方都市を結ぶ航空路線での使用が中心となる。

 記事は、中国当局の関係者からもARJ21は「匠の精神によって生み出された中国ブランドの航空機」であると高い評価を得ていると紹介。続けて、実際にARJ21に搭乗した利用客からは「リージョナルジェットなのに機内は広々としていて快適」と評判は上々であり、安定性や快適性も抜群だったとの声が上がっていると伝えた。

 また、ARJ21は初就航からトラブルもなく運航を続けており、平均搭乗率は91.5%に達していることを紹介する一方、就航から2カ月しか経過していないため、今はまだ「実習期間」のようなものだと指摘。これから設計や製造上の不具合が顕在化する可能性もあり、こうした不具合を解消しながらARJ21の信頼性は向上し、成熟していくと期待を示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)